【宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳の最優秀賞候補Part5~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×教育家石橋勇輝の対談
対談動画
冒頭
編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。いっしー、今回は、宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳の最優秀賞候補Part5~になります。」
いっしー「いよいよ、Part5まで来ましたね。」
編集長「今回の10個で、最優秀賞候補だけで50個になります。」
いっしー「優れた作品が一杯ありますからね。」
編集長「これだけレベルが高いと選ぶのも大変ですよね。では、早速、宇宙川柳を紹介していきたいと思いますので、宇宙川柳評論家のいっしー、今回も一言コメントお願いしますね。」
いっしー「宜しくお願いします。」
『ウルトラマン 3分遅れ 仕事せず』(稲垣 利夫様)
編集長「最初の宇宙川柳は『ウルトラマン 3分遅れ 仕事せず』(稲垣 利夫様)です。」
いっしー「ウルトラマンは3分でタイマーがきちゃうと思うんですけど。普通は3分遅れたらそれを取り返す勢いでモーレツに仕事をするのが社会人の義務なはずですが。そこはウルトラマン超人ですので気にしていないのかなと。」
編集長「地球上だと活動が3分って決まってて。ボクシングと同じだよね。」
いっしー「宇宙飛行士の船外活動もタイムリミットがあるので、そういう感じかもしれませんね。」
編集長「やっぱり、限界があるんでしょうね。」
『イケメンと 呼ばれる星よ 何処にある』(勝原 猛史様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『イケメンと 呼ばれる星よ 何処にある』(勝原 猛史様)です。」
いっしー「中米には太った方ほどモテルという島があります。地球でさえ価値観が多様なので、宇宙を見渡すと、どんな方でも受け入れられる星があるんじゃないかなと。」
編集長「そういう星あるでしょうね。どなたでも受け入れOKっていう。」
いっしー「安易に美容整形する前に、自分の顔が一番いいって言ってくれる星を探すのがいいかもしれませんね。」
編集長「日本でも現代と平安時代では美の基準が違っているよね。美の基準っていうのは、時代によって変わりますからね。宇宙では尚更って感じですかね。」
『幾千の 星より妻は 星三つ』(久保田 聡様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『幾千の 星より妻は 星三つ』(久保田 聡様)です。」
いっしー「二つ意味を読み解くと、一つ目は夜空より綺麗な三ツ星の奥さんを褒めているのか、それとも夜空の星よりも三ツ星レストランに夢中な奥さんを皮肉っているのか。どっちなのかなと。」
編集長「確かにそうだね。二つの読み方が出来るね。」
いっしー「読みづらさすらも一つのメッセージなのかもしれないですね。」
編集長「そこまで考えてたら凄いね。個人的には、妻を褒める星三つが好きですね。温かくて。」
『宇宙では 地球はいつまで 青いかな』(井上 秀子様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『宇宙では 地球はいつまで 青いかな』(井上 秀子様)です。」
いっしー「環境問題についての句だと思うんですけど。こういうお話って、説教臭くなりがちなんですけど、綺麗にまとめてあるなって印象です。もしこのまま破壊が続いた場合、地球が怒って大洪水等起こし真っ青になってしまうかも、と感じましたね。」
編集長「ちょっと補足でお伝えしておくと、地球の表面を覆っている海とオゾン層で、地球は青く見えるって言われているんですよね。」
いっしー「なるほど。そういった科学的な見地からも。」
編集長「いやいや、大した知識はありませんので。」
『オレの夢には ちと狭い 太陽系』(石川 誠様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『オレの夢には ちと狭い 太陽系』(石川 誠様)です。」
いっしー「川柳って、5・7・5をあえて崩す方っていらっしゃるんですけど。定形を崩す作句スタイルで内容もぴったりかなと。5・7・5って器すらも俺には狭いぜ!というエネルギーが感じられて好きですね。」
編集長「確かに個性が前面に出てるよね。この方、お若い方なのかな。」
いっしー「表現の一種ですからね。まだ、お若いかもしれませんね。」
編集長「これから、実力試していただきたいなと思います。」
『SNS 丸い地球に つく「いいね!」』(藤田 晴美様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『SNS 丸い地球に つく「いいね!」』(藤田 晴美様)です。」
いっしー「なんでもSNSで拡散する時代だと思うんですけど。宇宙からのリアルな写真を投稿出来るところまで、宇宙技術は発達していないですよね。ほんとにそれが出来る頃には、いいね!してくれる人も、地球人だけではなさそうですね。」
編集長「おそらく、2030年代から宇宙旅行も本格化してくると思いますね。」
いっしー「民間人でも気軽に行けると。」
編集長「技術の進化で、そういう時代になっているかもね。」
いっしー「楽しみですね。」
『三日月が バナナに見える ダイエット』(松永 誠様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『三日月が バナナに見える ダイエット』(松永 誠様)です。」
いっしー「宇宙川柳の応募は一杯あったんですけど、三日月を詠っている句は少なくてですね。こちらは唯一バナナに例えた衝撃的な切り口でして。」
編集長「色も似ているよね。」
いっしー「そうですね、確かに似てますね。なんで、そんなにストイックにダイエットされているのか。もしかしたら、宇宙飛行士になることを夢見ているのかと思いました。」
編集長「三日月,バナナ,ダイエットと連想すると、クスッと笑えるよね。」
いっしー「連想ゲームみたいな。」
編集長「非常に創造力が豊かな方なのかなと思いましたね。」
『スペースは なくとも幸の ある我が家』(荘子 隆様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『スペースは なくとも幸の ある我が家』(荘子 隆様)です。」
いっしー「ほんとに幸せって、場所にあるのではなくて、人の間にあるものなんだと感じますね。宇宙船とか狭いと思うんですけど、その中で人の繋がりがあったりとかして。そういう風な情緒のある一句だと思いましたね。」
編集長「広い宇宙と狭い我が家で対比してるのも面白いよね。」
いっしー「なるほど、そうですね。確かにスペースのギャップに心奪われますね。」
『宇宙では 妻も上司も みな圏外』(勝原 猛史様)
編集長「では、次の宇宙川柳は『宇宙では 妻も上司も みな圏外』(勝原 猛史様)です。」
いっしー「大気圏の外までは、さすがに追って来ないはずですね。宇宙が今後電波汚染されないことを祈ってます。」
編集長「携帯電話は圏外でも、心の距離は圏内にして欲しいですね。」
いっしー「そこは閉ざして欲しくないですね。」
『膨張を 続ける宇宙と オレの腹』(清田 三四郎様)
編集長「最後の宇宙川柳は『膨張を 続ける宇宙と オレの腹』(清田 三四郎様)です。」
いっしー「宇宙は膨張を続けてますが、いづれビック・クランチ縮んでいくと言われてますからね。ビッグ・クランチが訪れるかもと淡い期待をかけるより、クランチチョコを頬張る代わりに、腹筋のクランチの回数を増やした方が良いかなと思いますね。」
編集長「中高年の方はストレス発散で、宇宙川柳を活用していただきたいですね。食べる方にいかないで、作る喜びの方にいって欲しいですね。」
いっしー「健康的ですね。」
まとめ
編集長「今回もハイセンスな宇宙川柳でしたかね。」
いっしー「ほんとに皆さん、言葉の使い方がハイセンスでしたね。」
編集長「そろそろ、終盤になりますが、次回Part6もお楽しみに。またね。」
いっしー「またね。」
宇宙川柳 2022最優秀候補 part5
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