SPACETIDE 2018 午後の感想

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SPACETIDE 2018 午後の感想

SPACETIDE 2018 午前の感想の続きとなります。

PANEL3

PANEL3は(宇宙飛行の新時代)です。衛星ロケットを製造している経営者や宇宙旅行サービスに関連のある方々のパネルディスカッションでした。
パネルディスカッション中に面白い発言が多々ありました。インターステラテクノロジズ株式会社の代表取締役社長の稲川貴大氏は「小型ロケットの製造は全てゼロベースで開発している。小型ロケットは、小型発電所を飛ばすようなものなので、総合工学の難しさと魅力があります。クラウドファンディングで製造の資金を集めました。」と宇宙業界に身を置かないと聞けないようなお話を披露。

株式会社クラブツーリズム・スペースツアーズの代表取締役社長の浅川恵司氏は「宇宙旅行のヴァージンギャラクシーを取り扱っている。既に日本人約20名、世界で約700名の支払い済みの申し込みを受けている。事故後もほとんど解約がなかったので、宇宙旅行への高い関心を感じている。以前、会社の既存顧客に宇宙旅行の適正価格を推測するアンケートを実施したら、600万円位になるのが分かった。」との発言も宇宙旅行関係者のマーケティングに役立ちそうです。

PANEL4

PANEL4は(創造:宇宙経済圏)です。このパネルディスカッションは、地球から宇宙へと経済圏を広げていきたい方々のものです。「政府のミッションに民間が貢献出来る。」「ヨーロッパの大航海時代も国の支援からはじまっている。だから、まず宇宙の資源の探査が必要。」などの意見が出ました。
株式会社ispaceの代表取締役の袴田武史氏が「資源から経済圏が出来るので、事業をつくらなければならない。月面探査で水を見つけて、活用したい。宇宙に移住すると、新たな経済圏が出来て異業種も動かざるを得なくなるだろう。」との発言には将来を見据える眼力があります。

PANEL5

PANEL5は(他産業の成長ドライバーとしての宇宙)です。非宇宙産業企業・団体で宇宙産業に関与されている方々のパネルディスカッションでした。西村あさひ法律事務所パートナーの水島淳氏が「宇宙ビジネスの相談が増えている。異業種が多いのを実感している。」と弁護士の立場で現状を報告。清水建設フロンティア開発室宇宙開発部部長の金山秀樹氏は「30年近く宇宙ビジネスに関わっているが、今まではほとんどがプレイヤーが変わらなかった。ここ数年で大きく変わり、広がりを持つようになった。」と日本の宇宙ビジネス史を良く知る方の貴重な見解が得られました。

まとめ

PANEL以外にも、宇宙飛行士の若田光一氏をはじめ3名の方がプレゼンテーションをし、ベンチャーピッチでは7名の経営者がショートプレゼンテーションをしました。今回の約700名の参加者は皆、ハイレベルのパネルディスカッション等に満足されたのではないでしょうか。
閉会後は、同業種交流会のようなネットワーキングも提供され、自由闊達に意見交換出来ました。

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