はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「Amazon、ケネディ宇宙センターにProject Kuiperの施設を建設?!」です。

©️Amazon

7月21日にAmazon.comは、米フロリダ州ケネディ宇宙センターにProject Kuiperの関連施設を1億2000万ドルで建設すると発表しました。

こちらの施設は、米航空宇宙局（NASA）のスペースシャトルの施設跡地に建設されます。打ち上げ前の最終準備を行う施設で、衛星の生産自体は、米ワシントン州カークランドの施設で実施することになっています。

衛星インターネット事業であるProject Kuiperには、100億ドル以上投資していく予定で、今後10年間で最大3236基の小型人工衛星を低軌道に打ち上げる計画です。

2022年4月にロケット企業のBlue Origin、Arianespace、United Launch Alliance3社と契約を締結しており、最大92回のロケット打ち上げを実施していくようです。

また、2023年中に試作機である人工衛星2基を打ち上げる予定で、2024年末までに通信サービスの提供開始を目指しています。

既に先行しているSpace XのStarlinkと、今後どのようなサービス競争が繰り広げられるの楽しみですね。

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