【2023年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳5月の月間優秀賞~】
対談動画
冒頭
編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。初対談となる相手は、まっちーです。宜しくお願いします。」
まっちー「まっちーです。宜しくお願いします。」
編集長「今回は、2023年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳5月の月間優秀賞~になります。まっちー、やっぱり緊張してるかな。」
まっちー「はい。初めての対談なので、緊張してますが、頑張りますので宜しくお願いします。」
編集長「皆さん、応援してください。でもね、上手に編集してくれるから、多分問題ないと思うよ。」
まっちー「お願いします。」
編集長「5月の応募総数は、500作品超えています。ゴールデンウィークがあったから、ちょっと少なかったですね。今月も月間優秀賞候補を5つ紹介しましょうか。いっしーから一言コメントもらっているから大丈夫だよね。」
まっちー「大事なコメントいただいてますので、皆さん、お聞きください。」
編集長「まず、1つ目の宇宙川柳は『星見ずに 命を終える 深海魚』(八木 知生様)です。これは、どう。」
まっちー「いっしーからコメントなんですが、『星を一生見ずに生涯を閉じていく深海魚の境遇を想像すると、人間として星空を見上げられることの喜びが際立ちますね。現在公開中のディズニー映画リトル・マーメイドにも通じる意匠を感じる一句でした。』とのことです。」
編集長「まあ、さすがですね。人魚のアリエルだったら、ロマンチックだね。」
まっちー「素敵な感じになりますね。」
編集長「深海魚って水深200mより、もっと深いところの海に生息しています。例えば、チョウチンアンコウなどです。ちょっとロマンチックじゃなくなるけど、星と深海魚って、面白いね。」
まっちー「そうですね。対照的なイメージで。」
編集長「次に2つ目の宇宙川柳は『月並みも 引力欲しい 婚活期』(町田 綾様)です。これは、どうですか。」
まっちー「こちらもいっしーからのコメントなんですが、『惑星の引力を、女性としての魅力に例えた一句。結婚したら、あなたが旦那さんの周りをまわる月になるのでしょうか、いや、それとも旦那さんがあなたの引力圏でまわらされることになるのでしょうか…。』という。いっしーでも、この先が分からない。」
編集長「力関係がどっちが強くなってことだよね。平均的な婚活期間って、どれ位だと思う。」
まっちー「どうでしょう。1年位でしょうか。」
編集長「今回、ちょっと調べたら、大体半年から1年位。短期決戦ですよ。短期決戦じゃないと、もたないんでしょうね。」
まっちー「いかに、いい男性を見つけるか。」
編集長「そうそう。いい男性、いい女性を見つけるのにね。婚活の方々にエールを送りたいと思いますね。」
まっちー「そうですね。」
編集長「次に3つ目の宇宙川柳は『月よりも わたしゃ行きたい 天国に』(中静 憲夫様)です。これも面白いね。」
まっちー「非常に、ははは。いっしーのコメントは『宇宙への憧れより、極楽浄土への憧れの方が勝りますね。あまりにも率直な表現に思わず座布団一枚をあげたくなる一句でした。』と言ってます。」
編集長「シニア層だとグッとくるんだけど、若い頃は天国とか地獄とか、あまり考えたことないと思うね。段々、年を重ねると、考え出すのは面白いですね。人生の折り返し地点を過ぎると、月より天国かもね。」
まっちー「そうですね。憧れがそちらの方に。」
編集長「次に4つ目の宇宙川柳は『宇宙の夢 親は散骨 子は旅行』(ピコタン様)です。これは、どうですか。」
まっちー「いっしーからのコメントで『宇宙の夢は人それぞれですね。ロマンの背後に隠されたユーモアと、くっきりとした対照表現に思わず目を引かれました。』です。」
編集長「親子の夢が、宇宙葬と宇宙旅行っていう、非常にユーモアがあっていいですね。宇宙葬っていうのがアメリカでは始まっているんだけど、数千万かかる宇宙旅行と違って、数十万で出来るんですよね。良い悪いは別にして、取り組みやすいというか、宇宙大好きな人は興味を持つのかなと思いますね。」
まっちー「そうですね。」
編集長「では、5つ目の宇宙川柳は『落語家も 無重力なら オチはなし』(カボスひろし様)です。これも面白いね。」
まっちー「はい。これも、いっしーからコメントがありまして、『無重力とオチをかける発想は、それこそ落語家のセンスに溢れ、お見事です。最新の宇宙論で提唱されているペンローズ博士の宇宙輪廻論によれば、宇宙の時間は循環しており、そこに始まりもなく終わりもないそうです。話のオチも必要ないのかもしれませんね。』です。」
編集長「いっしーらしいね。科学的なものが出て来て。少し補足すると、宇宙輪廻論っていうのが難しい言葉ではあるんだけど。分かりやすくいうと、宗教と科学、仏教と科学の融合みたいなことを言っています。壮大な銀河系の歴史みたいなものを感じるので、ロマンチックだなと思いますね。落語家としては、座布団一枚だね。」
まっちー「三枚位でもいいのでは。」
編集長「今回も迷いましたけど、審査員で協議した結果、宇宙川柳5月の月間優秀賞は4つ目の『宇宙の夢 親は散骨 子は旅行』(ピコタン様)に決定です。おめでとうございます。」
まっちー「おめでとうございます。」
編集長「まっちーの方で一言あるかな。」
まっちー「はい。この句を聞いた時に、ほんとに世代によって、宇宙に対して希望する夢みたいなのが違うんだなと感慨深く思いました。」
編集長「確かに、その通りだね。宇宙が好きでも、世代によって考え方が違うんだろうね。それを感じましたね。まっちーの方は今回の対談どうだった?終わった感想は。」
まっちー「そうですね。最初は緊張してたんですけど、これから皆さんの宇宙川柳を聞けるのが凄く楽しみなので。」
編集長「いいコメントだね。編集でチョキチョキ切るかもしれないけど。冗談だけど。まあ、楽しくいきたいですね。」
まっちー「楽しみにしております。」
編集長「では、いっしーが海外から戻って来て、3人で対談すれば、さらに盛り上がりそうだね。では、来月の宇宙川柳6月の月間優秀賞で、また是非お会いしましょう。またね。」
まっちー「またね。」
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