【宇宙ビジネス編集長の2023年時事ネタ放談⑦】ispace、米子会社CEOに元宇宙飛行士のギャレン氏が就任?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「ispace、米子会社CEOに元宇宙飛行士のギャレン氏が就任?!」です。
ispace、米子会社CEOに元宇宙飛行士のギャレン氏が就任?!
©ispace
6月15日に株式会社ispace(以下、ispace)は、元米航空宇宙局(以下、NASA)の宇宙飛行士であり、米空軍大佐のロナルド・ギャレン氏が米子会社の最高経営責任者(以下、CEO)に就任したと発表しました。
ギャレン氏は2000年7月にNASAに入局後、通算178日以上の宇宙滞在記録及び、4度の宇宙遊泳を通じた27時間以上の船外活動記録を持っています。
初の宇宙飛行は、2008年の日本実験棟きぼうの国際宇宙ステーション(ISS)への輸送と組立を行ったSTS-124スペースシャトル・ミッションだったんです。
直近では、米アリゾナ州にある営利宇宙企業のプレジデントとして成長期を牽引する重要な役割を担っていました。
ispace U.S.は米コロラド州デンバーに所在し、現在、総勢60名超の米国籍スタッフを中心として、2025年予定であるミッション3の打ち上げに向けてシリーズ2ランダーの開発を進めています。
ミッション3は、ispace U.S.がTeam Draperの一員として、NASAの商業月面輸送サービスの下、NASAペイロードの月面及び月周回軌道への輸送を計画するミッションです。
尚、ispaceの代表取締役である袴田武史CEOはispace U.S.のCEOも兼務しておりましたが、今回の人事で兼務を解消し、さらなる成長を目指すようですね。
■Space Biz TV(YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/c/SpaceBiz/featured