【宇宙ビジネス超入門～2023年号外ニュース⑩～】NASA、アルテミス計画第2弾月周回の宇宙飛行士4人を発表！
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。
号外ニュースになるんですけど、本日は「NASA、アルテミス計画第2弾月周回の宇宙飛行士4人を発表！」について述べますね。
NASA、アルテミス計画第2弾月周回の宇宙飛行士4人を発表！
©NASA
4月3日に米航空宇宙局（NASA）はアルテミス計画第２弾月周回の宇宙飛行士4人（コマンダーはリード・ワイズマン氏、パイロットはビクター・グローバー氏、ミッションスペシャリストはクリスティーナ・コック氏、初の宇宙飛行となるジェレミー・ハンセン氏）を選定したと発表しました。
新型宇宙船オリオンにとって、初めての有人飛行となります。早ければ2024年11月頃、4人の宇宙飛行士は約10日間かけて、月を周回し帰還する予定となっています。
2022年12月に行われたアルテミス計画第1弾は、新型宇宙船オリオンが約25日間にわたる月周回の無人試験飛行に成功しました。
2025年頃予定しているアルテミス計画第3弾は有人月面着陸となりますが、白人男性以外の宇宙飛行士も選定すると予告しております。
第2弾で搭乗する女性のクリスティーナ・コック氏や黒人のビクター・グローバー氏は、第３弾でも有力候補になると思います。
有人月面着陸は1972年のアポロ17号以来、半世紀ぶりとなります。米アポロ計画で月面着陸した12人の宇宙飛行士全員が米国人の白人男性でしたので、今回は多様性を尊重しているのが分かりますね。
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