【宇宙ビジネス~2023年JAXAニュース②~】JAXA、14年ぶりに新たな日本人宇宙飛行士の候補者を決定!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXA、14年ぶりに新たな日本人宇宙飛行士の候補者を決定!」について述べますね。

JAXA、14年ぶりに新たな日本人宇宙飛行士の候補者を決定!

2月28日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、新たな日本人宇宙飛行士の候補者として、世界銀行上級防災専門官の諏訪理(46歳)さんと日本赤十字社医療センター外科医師の米田あゆ(28歳)さんの男女2人を選んだと発表しました。

新たな日本人宇宙飛行士の誕生は2009年に油井亀美也宇宙飛行士ら3人が選ばれて以来、14年ぶりになります。

諏訪理さんは歴代最年長での選抜で、米田あゆさんは若田光一宇宙飛行士や山崎直子宇宙飛行士と並び歴代最年少になるんです。また、日本人宇宙飛行士の候補者に女性が合格したのは、山崎直子宇宙飛行士以来24年ぶりになります。

今後約2年間の基礎訓練を経て、訓練結果の評価により、JAXA宇宙飛行士に認定される予定になっています。2人が認定されれば、日本人宇宙飛行士は計13人となり、現役は8人となります。

今回で6回目となる日本人宇宙飛行士の募集の応募総数は、前回の963人と比べて約4.3倍になる過去最多の4127人だったんです。応募総数が大幅に増えた理由として、宇宙飛行士の募集では世界初となる4年制大学(自然科学系)卒業以上の応募資格をなくし、学歴不問にしたのが大きかったと思います。

早ければ、2020年代後半にも日本人宇宙飛行士初の月面着陸が実現するかもしれません。諏訪さんと米田さんのどちらが行くのか、今から楽しみですね。

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