【2023年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳12月の月間優秀賞~】
対談動画
冒頭
編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。いっしー、今回は、2023年宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳12月の月間優秀賞~になります。」
いっしー「はい。月間優秀賞ですが、沢山応募いただきまして。」
編集長「本来、応募は12月1日からスタートなんですけど、なぜか10月下旬から応募が来ていたんですよ。待ち切れなかったのかな。ですから、厳密に言うと、10月11月12月の2カ月半の結果になります。」
いっしー「フライングで。かなりの激戦を勝ち抜いてますね。」
編集長「応募総数はですね、何と約800作品になります。」
いっしー「2カ月半で800ですか。凄い。」
編集長「この中から、12月の月間優秀賞を選ぶの大変だね。まず、月間優秀賞候補を5つ紹介しましょうかね。宇宙川柳評論家のいっしー、今回も一言コメントお願いしますね。」
いっしー「宜しくお願いします。」
編集長「1つ目の宇宙川柳は『オリオンを 頼みに帰る 千鳥足』(石井 秀一様)です。」
いっしー「中々、お洒落な感じのジョークですね。オリオン座っていうのは、もともと航海士達が海を航海する時に頼りにしていた星だと思うんですけど。それを千鳥足で酔っぱらった方が頼りにしているのがシュールな光景だなと思いますね。」
編集長「宇宙のことが詳しくないと出て来ない川柳だよね。」
いっしー「教養のあって。」
編集長「ちなみに航海士が目印にしたオリオン座の三つ星ですけど、2等星なんですよね。だから、明るいという。」
いっしー「なるほど。だからこそ、凄く頼りになったんですね。宇宙に詳しくなりますね。」
編集長「では、2つ目の宇宙川柳は『月食に 夜勤があたり ツキがない』(由良 守様)です。」
いっしー「こちらは月食とツキがないを掛けている上手い句だなと思いますね。ほんとに共感出来ます。仕事で忙しくて月食が見れなかったという、悔しい思いをされた方多いんじゃないかと思うんですけど。でも、最近はYouTubeとかでも月食見れますので。」
編集長「そうだね。ライブ配信じゃなくても見れるからね。」
いっしー「ライブ配信しているところもあるんです。私もそれで見させていただいたんですよ。」
編集長「そうか。例えば、夜勤の時、休憩時間で見ることが出来るってことだよね。確か、月食は年に1回か2回あるんですよね。そういうチャンスをつかめると、見れるってことですね。」
いっしー「ちゃんと調べてみると。」
編集長「この方ロマンチックですね。」
いっしー「仕事していても、普通はそこまで考えていないですよね。」
編集長「では、3つ目の宇宙川柳は『宇宙船 挑戦願望 七十代』(北野 剛様)です。」
いっしー「こちらはですね、珍しくて全部漢字で。」
編集長「そうそう、全部漢字なんですよね。」
いっしー「漢詩なのかなみたいな。言い切る形で勇気をもらえる一句だなと思いますね。七十代だけでなく、八十代や九十代の方にも頑張ってもらいたいですね。」
編集長「ほんとその通りで、俳優のウィリアム・シャトナーさんが90歳で宇宙に行っているんですよね。」
いっしー「それは凄いですね。」
編集長「何年か前ですね。だから、七十代は若いってことですね。」
いっしー「七十代はまだ若いですね。これからですね。」
編集長「では、4つ目の宇宙川柳は『流れ星 聞き流された プロポーズ』(盟主クサイ様)です。」
いっしー「情景がありありと目に浮かぶ一句ですね。私としてはですね、聞き流されちゃったプロポーズを実は流れ星が聞いてくれていたみたいな展開を予想しますね。」
編集長「流れ星って、凄く速くて秒速30kmとか40kmと言われていますので、一瞬なんですよね。この方もほんとに聞き逃されちゃった可能性もありますので、もう一度挑戦して欲しい。いや、何度も挑戦して欲しいと思います。」
いっしー「挫けず頑張って欲しいと思います。」
編集長「では、5つ目の宇宙川柳は『新婚の 妻の料理が 宇宙食』(オム列様)です。」
いっしー「微笑ましいですね。新婚の奥さんが作った、ちょっと不慣れな料理を旦那さんが無理に美味しいと言って食べている情景が浮かびます。宇宙食って、ほんとはレトルトとか。」
編集長「簡易的なものが多いよね。」
いっしー「ここで詠まれているよりは、真心がこもっているような気がします。」
編集長「宇宙人と出会った感覚ような気がしますね。未知なるもので文化が違うという。段々、好みが分かってくると、良いかもしれないですね。」
いっしー「何を求めているのか分かるので。是非いい夫婦になれるよう願っています。」
編集長「こんな5つなんですよね。今回も迷いに迷いましたが、審査員の中で協議した結果、宇宙川柳12月の月間優秀賞は3つ目の『宇宙船 挑戦願望 七十代』(北野 剛様)に決定しました。おめでとうございます。みんな勇気もらえるよね。」
いっしー「元気と勇気が出る一句だと思います。若者にとっても、人生の励ましになりますし。七十代になっても、こういった気持ちを抱きたいなと思いますね。」
編集長「若い方からシニアな方まで励まされる一句で、宇宙エンタメコンテストとしては嬉しい作品でしたね。」
いっしー「理念にピッタリの。」
編集長「理念にピッタリだったかもしれないですね。宇宙川柳の方は、毎月開催しておりますので、今月も応募の方是非宜しくお願いします。では、宇宙川柳1月の月間優秀賞で、またお会いしたいと思います。では、またね。」
いっしー「またね。」
補足 2022年12月6日(火)にテレビ東京系列の『おはスタ』で宇宙エンタメコンテストが紹介されました。番組中に火曜メンバーがそれぞれ宇宙川柳を披露してくれたのですが、たいくくん(岡崎体育さん)の『おはスタも 宇宙計画 進行中』に宇宙川柳12月の月間特別賞を差し上げたいと思います。