【宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談57】JAL、大分空港活用の宇宙往還機のパートナーシップに参画?!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「JAL、大分空港活用の宇宙往還機のパートナーシップに参画?!」です。

JAL、大分空港活用の宇宙往還機のパートナーシップに参画?!


 

12月12日に日本航空株式会社(以下、JAL)は、「大分県×Sierra Space×兼松株式会社」による宇宙往還機Dream ChaserⓇの活用検討に向けたパートナーシップに新たに参画したと発表しました。

本パートナーシップでは、大分空港をSierra Space社の宇宙往還機Dream Chaserのアジア拠点として活用することを目指し、安全性・環境面の予備検証や経済波及効果など、具体的な検討を開始しています。

JALは、これまでの航空輸送事業を通じて培われた知見やアセットを活用しながら、宇宙ステーションと地球を繋ぐSierra Space社の宇宙往還機Dream Chaserの国内での事業開発、また既にJAL国内線が就航している大分空港における運用支援など、4者が協力し、本パートナーシップによる検討をさらに具体化させていくようです。

Sierra Space社は、2023年にも無人機のDream Chaserによる国際宇宙ステーション(ISS)へ物質輸送ミッションに向けた準備を進めています。

また、2026年以降には、有人機のミッションも計画しています。さらに、Blue Origin社等と、商業宇宙ステーションOrbital Reefの開発も行っているんです。

大分空港がアジアにおける宇宙輸送の着陸拠点になる日は近いかもしれませんね。

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