はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、本日は「DigitalBlast、日本国内初の民間宇宙ステーション構想を発表！」について述べますね。

DigitalBlast、日本国内初の民間宇宙ステーション構想を発表！

©DigitalBlast

12月12日に株式会社DigitalBlast（以下、DigitalBlast）は、日本国内初の民間主導での宇宙ステーションとなる民間宇宙ステーション（CSS）構想を立ち上げると発表しました。

DigitalBlastは、協力企業と共に2030年までに最初のモジュールの打ち上げを目指しています。

構築する宇宙ステーションのモジュールは、通信やドッキング機構、クルー居住施設等の機能を持つ居住・コアモジュールに加え、サイエンスモジュール、エンタメモジュールの3つの構成で計画を進めているようです。

サイエンスモジュールは、宇宙実験の環境や資源採取にかかる機能など企業・研究機関・官公庁向けのサービスを提供し、エンタメモジュールでは、VRやメタバースを活用した一般消費者が宇宙空間を楽しめるサービスも展開する予定となっています。

先月、日本政府は2030年までの国際宇宙ステーション（以下、ISS）の運用延長を発表したばかりです。ただ、ISSは2030年で運用を終える予定のため、米国では既に民間企業４社が中心となり、ポストISSを担う商用宇宙ステーションの開発が進められています。

また、中国独自の宇宙ステーション天宮も完成したところです。宇宙ステーションも政府から民間企業の流れとなっていますが、建設費用と運用経費の数千億円を安定的に調達出来るかが経営者の腕の見せ所かもしれませんね。

ちなみにDigitalBlastの堀口社長は良く存じ上げており、弊社にも来られたことがあります。益々のご活躍をお祈り申し上げます、とお伝えしたいと思います。

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