【宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談51】NASA、UFOの解明に向けた調査チームを発足し来年一般公開?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「NASA、UFOの解明に向けた調査チームを発足し来年一般公開?!」です。
NASA、UFOの解明に向けた調査チームを発足し来年一般公開?!
©️NASA
10月下旬に米航空宇宙局(以下、NASA)は、未確認飛行物体(以下、UFO)や未確認航空現象(以下、UAP)などの開明に向け調査チームを発足したと発表しました。
調査チームを率いるのは天体物理学者のデビッド・スパーゲル氏らで、元宇宙飛行士のスコット・ケリー氏など16人の専門家チームになります。
この専門家チームは物理学者や元宇宙飛行士だけでなく、生物学的海洋学者,国防関係の研究者,データサイエンスの専門家,科学ジャーナリストなど専門分野に偏りのない多彩な顔触れになっています。
もちろん、航空宇宙に精通した専門家も参加しております。可能な限り観測データを収集し、解析などを含めると調査期間は約9カ月かかるようです。おそらく、来年の夏頃には報告書が一般公開されるんではないかと思います。
実はNASAがUFOやUAPの調査に乗り出すのは初めてのことであって、UFOが地球外起源である証拠はないとしながらも、国家安全保障や航空機の安全を確保するために、調査は不可欠と強調しているんですよね。
今年5月に米下院情報特別委員会の小委員会は、UFOに関する公聴会を約50年ぶりに開きましたので、UFO熱は確実に高まっています。
今回の調査チームの予算は、わずか数万ドルから10万ドル位と言われていますけど、何らかの真相究明の糸口はつかんで欲しいですね。
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