宇宙人映画初心者におすすめの映画ランキング7選

「宇宙映画に興味があるけれど、どこから見ていいかわからない…」
「友達にSF映画を勧められたけど、事前知識がなくてさっぱりわからない…」
そんなことでお悩みの方はいらっしゃいませんか?

今回は、教育家兼映画脚本家のいっしーが、宇宙人映画初心者の方におすすめな7つの作品を厳選してご紹介します。

第七位:スター・ウォーズ5「帝国の逆襲」

言わずと知れたSF映画の金字塔。
宇宙規模で展開される「帝国軍」と「反乱軍」の対立を背景に、宇宙のバランスを司る「フォース」の素質を持つスカイウォーカー一族の運命を描いた一大サーガです。

全世界の神話を徹底的に研究したジョゼフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」を下敷きに、ジョージ・ルーカス監督の類稀なるイマジネーションと、ルーカスの尊敬する黒澤明監督の東洋的なセンスが結合した結果生まれたと言われています。
どこから見ていいかわからない場合は、「I am your father」の有名なセリフが登場するエピソード5からチェックするのがオススメです。

第六位:MIB3

ウィル・スミスが「黒服の男」を演じるMIBシリーズ第三弾。
アメリカの極秘機密にあたる「宇宙人入管施設」で働くアメリカのシークレットエージェントの破天荒な日常がコミカルに描かれます。
特に、本作を流れる独特のダンディズムと、「ニューラライザー」を筆頭とするガジェット類に「シビれる」方は多いはず。

コメディ要素と、謎解き要素が絶妙に融合している点が特徴です。
時間のない方には、シリーズ最終作に当たる本作がオススメ。
全ての謎が明かされ、時間の輪が閉じる感動的なエンディングに、泣かされること間違いなしです。

第五位:フィフス・エレメント

フランスの鬼才リュック・ベッソンの魂が注ぎ込まれた作品です。
宇宙の命運を握る「フィフス・エレメント」をめぐる宇宙戦争に巻き込まれた青年と、神秘的な力をもった少女の心の絆を描く冒険アクション劇が描かれます。

ベッソン監督はこの映画のために新しい「宇宙言語」を創作し、本作のヒロインとして大ブレイクを果たした女優ミラ・ジョヴォビッチにそれを教え込んだそうです。
色々な神話の要素が奇妙に調和された、「秩序あるカオス」といった感が漂う本作には、SF映画の魅力がこれでもかと詰め込まれています。
「最後は愛が勝つ」という単純なメッセージに心打たれること間違いなしです。

第四位:インディペンデンス・デイ

どなたも名前は聞いたことがあるはず。
アメリカの独立記念日に侵略戦争を仕掛けてきた宇宙人に対し、人類が一致団結して撃退するという物語です。
アメリカのことが好きな人は一度は見ておいていただきたい作品です。

特に、大統領の演説シーンが号泣もの。
結末で登場する「コンピュータ・ウイルス」のくだりなど、H.G.ウェルズの「宇宙戦争」をはじめとする過去の宇宙戦争モノ作品へのオマージュが随所に垣間見られます。
壮大なスケールの宇宙戦争を描きながら、一人一人のキャラが立っているところが特徴だと言えます。
2016年に続編も公開されましたが、そちらを観る前にこちらを観ておくことをお勧めします。

第三位:コンタクト

今回取り上げた作品の中で、一番「泣ける」作品。
SF界のレジェンド、カール・セーガンの真髄ここに極まりといった感があります。
天文台で宇宙からの通信をキャッチした主人公が、人類の代表として宇宙人との初の「コンタクト」を果たすことを通して、精神的な覚醒を経験するまでの物語です。

「科学と宗教」「人間と宇宙」といった複数の対立軸が、複雑な人物関係のなかに巧みに織り込まれ、人間ドラマとしても非常に見応えのある仕上がりになっています。
濃密な人間ドラマを描きながらも、宇宙の神秘的な描写のスケールは圧巻です。

第二位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス

マーベルが産んだ鬼作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編に位置し、マーベル作品群(MCU)の中でも独特の輝きを放つ本作品。
クリス・プラット演じる『スター・ロード』ことピーター・クイルが、宇宙のならず者集団を率いて銀河の巨悪と戦います。

前作のテイストを継承した、誰でも楽しめる痛快コメディに抱腹絶倒しつつも、壮大なスケールのの物語に圧倒されること間違いなしです。
旧世代の「ウォークマン」をはじめとする、レトロフューチャーなガジェットや世界観に痺れる方も多いでしょう。
復讐に燃える脳筋キャラだがどこか憎めない「ドラックス」、一つのセリフしかしゃべれない木男の「グルート」を筆頭に、魅力的な脇役キャラにも目が離せません。

第一位:ET

こちらは、宇宙映画の王道にして最強の定番ですね。
地球に不時着したエイリアンと、純粋な心を持つ少年の心の交流の物語です。
本作に登場するエイリアンの特徴は、なんといってもその独特なルックス。ゴワゴワした皮膚と細長い首は、カメを参考にデザインされたそうです。
カメラワークに工夫が凝らされており、全編が子供の目線を通して描かれる点にスピルバーグ監督のこだわりを感じます。

家族で見るもよし、恋人と見るもよし、シチュエーションを選ばない感動作品になっています。
「子供の神秘」「未知との遭遇」といったスピルバーグ監督の哲学が濃厚に反映されている点も、見逃せません。
万人受けするテイストと、映画通を唸らせる奥行きを両立した作品として、おすすめ度No.1です。

まとめ

いかがでしたか?
今回ご紹介した作品は、どれも「はずれ無し」で、どんな状況で見ても満足度保証つきの作品ばかりです。
ぜひ、友達や恋人との時間のお供にしてみてください。