はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXA、2件の新たな宇宙生活用品を2023年以降ISSに搭載予定！」について述べますね。

JAXA、2件の新たな宇宙生活用品を2023年以降ISSに搭載予定！

9月14日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（以下、JAXA）は第２回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集（2021年8月2日～9月30日）から2023年以降にISS搭載予定の開発品に対し安全性・搭載性等の観点から総合的に評価する搭載可否判断を実施し、2件が搭載可と判断したと発表しました。2件はこちらになります。

ヒダマリスペースドライウエアの方は、運動時の不快な汗を吸い上げるマルチウエアでこんな感じです。

宇宙飛行士は、宇宙での筋力低下を防ぐのに1日2時間30分位運動しているので必要不可欠となりそうですね。

　

リラクシングウエアの方は、快適さ,心地よさ,清潔さをキーワードにこんな感じです。

企画においてはミズノ株式会社が携わり、動きやすさやストレスを感じさせにくい着心地でスポーツウェアの知見を生かしたウエア設計になっています。また、トリポーラスを繊維に応用することで、消臭・抗菌効果を発揮出来るようです。

尚、こちらの生活用品アイデア募集には65件のアイデアがあり、ISS搭載に向けた開発フェーズに進む9件のアイデアを選定していたんですよね。

他の開発品7件は2024年以降にISS搭載予定となっており、搭載可否判断は2023年7月以降に実施するようです。

やはり、宇宙でも地球でも不快を解消する商品にはビジネスチャンスが生まれてきそうですね。