【宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談㊹】将来宇宙輸送システム、インキュベイトファンドから3億円資金調達?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「将来宇宙輸送システム、インキュベイトファンドから3億円資金調達?!」です。
将来宇宙輸送システム、インキュベイトファンドから3億円資金調達?!
©️将来宇宙輸送システム株式会社
9月1日に将来宇宙輸送システム株式会社(以下、将来宇宙輸送システム)は、インキュベイトファンド株式会社(以下、インキュベイトファンド)からの第三者割当増資により、3億円の資金調達を実施したと発表しました。
将来宇宙輸送システムは、「誰もが宇宙にアクセスできる時代を創る」ことをビジョンに掲げ、宇宙往還を可能とする輸送システムの実現を目指すスタートアップ企業です。
今回の資金調達により、単段式の完全再使用型宇宙往還機の実現に必要な技術課題の洗い出しや、抜本的な低コスト化、有人宇宙輸送技術の検討を行った上で、二地点間高速輸送や宇宙旅行などの将来あるべき宇宙輸送サービスの提供を始めとした事業計画の検討を加速させていくようです。
将来宇宙輸送システムの代表取締役である畑田康二郎氏は「二地点間高速輸送や宇宙旅行マーケットは2040年代には10兆円以上の規模になることが期待されており、その実現には効率的な宇宙往還機が必要となります。」とコメントしています。
また、インキュベイトファンドの赤浦徹氏は「二地点間高速輸送や宇宙旅行などのマーケットが拡大していく中でニーズが加速度的に大きくなっていく技術分野であり、日本の各種サービスの高度化には必要不可欠な宇宙インフラになると確信しております。」とコメントしています。
私としては、知人でもある畑田康二郎氏を心から応援していきたいですね。
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