【宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳の最優秀賞候補Part1~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×教育家石橋勇輝の対談

対談動画

 

冒頭

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。いっしー、今回はですね、宇宙エンタメコンテスト~宇宙川柳の最優秀賞候補Part1~になります。」

いっしー「おー、Part1ですか。この中から、最優秀賞が選ばれるかもしれないですね。」

編集長「宇宙エンタメコンテストを何とか盛り上げたいなと思って、その中の候補を選んでみました。」

いっしー「ほんとに一杯集まってきてますからね。」

編集長「審査員の我々が選び抜いた宇宙川柳ですけど、いっしーの方で、一言コメントいただけると有難いです。大丈夫ですかね。」

いっしー「もちろんです。一つ一つ思いがこもっているので。」

編集長「では、早速、最優秀賞候補となる宇宙川柳を続々と紹介していきましょうかね。」

いっしー「宜しくお願いします。」

 

『ラーメンか 卵で悩む 宇宙食』(角森玲子様)

編集長「最初の宇宙川柳は『ラーメンか 卵で悩む 宇宙食』(角森玲子様)です。」

いっしー「宇宙食をグッと身近に感じさせる素晴らしい川柳だなという風に思っています。ラーメンと卵って、液体が多すぎて宇宙で食べるのは難しそうなんですけど、最近は進歩してきてますので。また、悩んでいるという描写が、凄くリアルだなと思っていて。やっぱり、宇宙に行くにしても、ラーメンか卵か迷うみたいな。チキンラーメンだったら、どっちも一緒に食べれるのかなと。」

編集長「チキンラーメンが思い浮かぶよね。ちなみに僕だったら、味玉食べたいね。こだわり持って。」

いっしー「味玉ですか。なるほど。斬新ですね。」

 

『宇宙へと 活路見出す 町工場』(酒井具視様)

編集長「確かに面白いですね。次の宇宙川柳は『宇宙へと 活路見出す 町工場』(酒井具視様)です。」

いっしー「こちらは、ほんとに町工場がロケットを打ち上げて、地域を再生するみたいなロマンを感じさせる作品かなと思いましたね。映画でも『下町ロケット』とか『October Sky(遠い空の向こうに)』とかでも、地元の町からロケットを打ち上げるみたいなロマンがあったので、そこら辺を濃厚に描写した作品かなと思います。」

編集長「中小企業の方々、ご苦労されている姿が思い浮かぶような気がするよね。」

いっしー「情景が思い浮かぶような。活路って言葉に惹かれましたね。」

 

『青天井 なぜか屋根なし この地球』(鈴木繁雄様)

編集長「では、次の宇宙川柳は『青天井 なぜか屋根なし この地球』(鈴木繁雄様)です。」

いっしー「宇宙へのロマンっていうのが、いろんな言葉で表現出来ると思うんです。屋根がないって表現は、面白いなと思いますし。あと、青い地球というイメージと青天井を掛け合わせるところが、凄くうまいですね。」

編集長「上手ですね。地球人の限界っていうのも感じさせて、それがまた宇宙への憧れを抱かせるような感じもしますね。」

いっしー「地球人として、地球で生きていくことへの限界みたいな。」

編集長「そういうことを感じさせるところもあるよね。」

 

『更年期 宇宙人なら 光年期』(佐藤良人様)

編集長「では、次の宇宙川柳は『更年期 宇宙人なら 光年期』(佐藤良人様)です。
こちらは漢字を見ないと分からないよね。」

いっしー「動画で見たら分かると思うんですけど。こちらは、思わず、うまい!と手をついてしまいましたね。普通ネガティブにとらえられがちな更年期なんですけど。宇宙人にそもそも更年期があるのかという問題はあるんですが。宇宙時代が到来したら、更年期もポジティブにとらえられるんではないかと思います。」

編集長「宇宙人って、どれ位の時間をかけて地球に来ているのか気になるよね。」

いっしー「そうですね。普通だったら、ほんとにもう死んじゃいますよね。」

編集長「ワープで来ているのかなとか、面白いよね。想像すると。」

『テレワーク 相手は月に 住んでいる』(鈴木青古様)

編集長「ではね、次の宇宙川柳は『テレワーク 相手は月に 住んでいる』(鈴木青古様)です。」

いっしー「こちらは、ほんとリアルですね。野口聡一氏も自分のことを究極のリモートワーカーとおっしゃっていたんですけど。テレワークに親しんでいる方にとっては、宇宙旅行とかでテレビ電話するのは、そんなに遠くない未来なのかなと感じます。」

編集長「22世紀、100年後位はこうなってるかもね。」

いっしー「あっという間かもしれないですね。」

 

『宇宙旅行 筋トレだけで 何もせず』(多田吉剛様)

編集長「では、次の宇宙川柳は『宇宙旅行 筋トレだけで 何もせず』(多田吉剛様)です。」

いっしー「宇宙だと無重力なので、筋肉が衰えてしまうので。さすがに筋トレだけで、過ごすっていうのは飛んでるなと。凄く面白いですね。」

編集長「宇宙飛行士は毎日2時間位は運動してるんですよね。ずっと、筋トレだけっていうことはないんですけどね。」

いっしー「宇宙に行ってムキムキになって帰ってきたら、格好いいなと思います。」

 

『コスモスを 語る学者と 聞く子供』(鈴木隆司様)

編集長「では、次の宇宙川柳は『コスモスを 語る学者と 聞く子供』(鈴木隆司様)です。」

いっしー「宇宙をコスモスって表現したところが新しみを感じ、語る学者と聞く子供の対句構造にパステル調の情景が浮かぶ感じがしましたね。」

編集長「ただの大人と子供とかじゃなくて、学者と聞く子供っていうのが面白いよね。」

いっしー「知識の伝達というか、承継がなされていて。」

 

『渋滞の ストレスもなく 流れ星』(宮内武文様)

編集長「そうだね。では、次の宇宙川柳は『渋滞の ストレスもなく 流れ星』(宮内武文様)です。」

いっしー「こちら作者がどういう状況にいるのかっていうのが、いろいろと想像が出来て。実際、車でごった返す夜の道路でイライラしているところ、窓から外を眺めたら流れ星が通り過ぎたような感じの歌なのかなっていうとこもありつつ。流れ星にとっては渋滞のストレスもないので。流れ星の立場に立った歌なのかなと。いろんな想像が出来る歌ですね。」

編集長「大都市というか、ある程度の都市に住む方だと思うんだけど、空を見上げてね、ほっとひと息というかね。なんかそんな感じがしますよね。ストレス社会だから。」

いっしー「都会に住んでいると空を眺める機会も減ってると思うので、是非、眺めていただきたいなと思います。」

 

『図鑑から 飛び出す世界 光る星』(酒井具視様)

編集長「では、次の宇宙川柳は『図鑑から 飛び出す世界 光る星』(酒井具視様)です。」

いっしー「子供の頃、図鑑を開くたびに新しい知識の扉が開かれ、ワクワクするみたいな。光る星とか、飛び出すとか明るい形容詞で表現されていて、凄くいいなと思いますね。」

編集長「大人になっても、僕この歳でも、たまに宇宙図鑑を読んでるんだけど、凄く共感出来るんだよね。」

 

『瞬きは 名もなき星の ラプソディー』(岩垂聡様)

編集長「ではね、最後の宇宙川柳は『瞬きは 名もなき星の ラプソディー』(岩垂聡様)です。」

いっしー「中々、ロマンチックな歌だと思います。名もなき星という表現だったりとか、ラプソディーって狂詩曲ですかね。一定の形式にとらわれずに自由奔放なメロディーが繰り広げられるのがラプソディーだと思うんですけど。星々も一見無秩序に散らばっているように見えて、ただ背後に美しい秩序が働いているみたいな。そういったラプソディーって言葉で的確に表現されているのかなと思いますね。」

編集長「おそらく、宇宙は名もなき星ばかりだと思うんだよね。」

いっしー「そうですね。人間が適当に付けた名前ですので。」

編集長「その中でね、宇宙の歴史が垣間見えるような感じがしていいですよね。」

いっしー「壮大なスケールを感じさせますね。」

 

まとめ

編集長「今回、これでPart1は丁度10個になりますね。最優秀賞候補Part1なので、当然1回じゃ終わらないよね。」

いっしー「ほんとに、じゃんじゃんやりたいですね。」

編集長「じゃんじゃんやりたいと思うんですけど。Part2、Part3と続いていきますので、最優秀賞が決定するまで、お見逃し
ないように是非お願いしたいですね。」

いっしー「あなたの作品が詠み上げられるかもしれませんので。」

編集長「そうかもしれませんね。ですから、是非、見続けてください。では、またね。」

いっしー「またね。」

 
宇宙川柳 2022最優秀候補 part1
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宇宙エンタメコンテスト2022
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