【おすすめ宇宙映画を語る~観ると元気が出る宇宙映画3選~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

対談動画

 

冒頭

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、お馴染みのいっしーです。宜しくお願いします。いっしー、今回はこちら、おすすめ宇宙映画を語る『観ると元気が出る宇宙映画3選』になります。」

いっしー「観ると元気が出るのは楽しみですね。」

編集長「宇宙映画の厳選シリーズ第二弾ですね。我々、宇宙関連映画100本以上観た中での3選ですからね。

ちなみに3選は
『遠い空の向こうに』
『スペース カウボーイ』
『アポロ13』

になります。」

遠い空の向こうに

①浸れる度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
②面白度  ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
③びっくり度⭐︎⭐︎⭐︎
④泣ける度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
⑤知識量  ⭐︎⭐︎⭐︎

編集長「では、いっしー、早速、1作目、青春映画であり感動の名作と言える『遠い空の向こうに』からいきましょうかね。」

いっしー「意外と知られていないかもしれないですね。ほんと隠れた名作に相応しいものになっています。以前からお伝えしている私の独断と偏見の指標によりますと、①浸れる度と④泣ける度で5点満点です。こちらは元NASAのエンジニアの方の自叙伝をもとにした作品なんです。」

編集長「そうだね。ホーマー・ヒッカム氏の自伝だね。」

いっしー「田舎の町からロケット技術者が出現するという話ですね。ロケット大会に向けての準備を進めていく中で少年の心の交流を描いています。『スタンド・バイ・ミー』という映画があったと思うんですけど、『スタンド・バイ・ミー』に宇宙を掛け合わせたような凄く面白い作品になっています。一番泣ける場面はどこかというと、主人公と父親の心の葛藤ですね。宇宙にあんまり興味がない人であってもですね、夢を追い続ける心を取り戻したいとかであれば、観る価値はある作品なのかなと思いますね。」

編集長「一言でいうと、ドラマチックな自伝だよね。こんな自伝てあるの?っていうような感じでワクワクしますよね。あとは、もう一つだけいうと、成功へのヒントが満載っていうのかな。」

いっしー「努力を積み重ねることであったり、忍耐をし続けることであったりとか。」

編集長「どういう風に人生が切り開かれていくのかのヒントが、青春映画でありながら大人でも学べるかなと思いますね。」

いっしー「縮図のように表されているのかなと思うので、学びに溢れてますね。」

編集長「そんな感じがするね。」

スペース カウボーイ

①浸れる度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
②面白度  ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
③びっくり度⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
④泣ける度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
⑤知識量  ⭐︎⭐︎⭐︎

編集長「では、2作目は『スペース カウボーイ』です。」

いっしー「こちらは②面白度が高い作品ですね。」

編集長「面白い。一言でいうと面白い。」

いっしー「そもそもコンセプトそのものが面白くてですね。クリント・イーストウッド監督で渋いカウボーイ映画を沢山撮られた方ですが、カウボーイ×宇宙という異種結合のコンセプトになっています。何が面白いのかといいますと、何と主人公がですね、皆さんご年配の方。シニアにかかわらず、かつてダイダロス計画があった時に呼ばれた宇宙飛行士達が再び集結して宇宙に向かうという。シニアの経験でしか解決出来ない問題を解決するために宇宙に向かっていくという話なんですけど。もちろんですね、若者との確執であったりとか、体調が中々優れなかったりとか、いろんな困難を乗り越えながらミッションを解決していくというストーリーになっています。面白度も高いんですけど、中々に泣ける作品になっています。最初は笑うシーンが多いですけど、最後の方は泣けるシーンが多くなってきますね。」

編集長「最初はね、ユーモアとか、アメリカンジョークとは何かっていうのが一杯出て来ますね。非常に面白いですよね。」

いっしー「ダンディの中にユーモアがありますね。」

編集長「でも、ほんとにシニアからのリベンジ。そういう映画でもあって、年齢を重ねても我々頑張れるぞということが勇気として伝わってくるよね。」

いっしー「若さっていうのは年齢によるものではなくて、心の持ち方次第なのかなと。」

編集長「心の若さっていうのかな。」

いっしー「チャレンジし続けている人っていうのは、いつも若者なのかなと感じますね。」

編集長「あとは、宇宙の観点でいうと宇宙の未来予測みたいなものがあって、これから宇宙戦争が始まりそうとか、月面着陸のアルテミス計画とかありますけど、予言みたいなところもあるよね。」

いっしー「そうですね。絡ませていますよね。人工衛星が重要な役割を担っていたりとか。」

編集長「そこも見所かもしれないですね。」

いっしー「今観ても古くないですね。」

編集長「古くないですね。」

アポロ13

①浸れる度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
②面白度  ⭐︎⭐︎⭐︎
③びっくり度⭐︎⭐︎⭐︎
④泣ける度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
⑤知識量  ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

編集長「では、3作目は『アポロ13』です。」

いっしー「これもかなり有名ですけど、一押しの作品になっております。①浸れる度と④泣ける度、⑤知識量が私の中で満点の5点です。特にですね、知識量のところをアピールしたくてですね。監督のロン・ハワード氏が実際にアポロ13号に乗っていた宇宙飛行士に徹底取材して、そこから全部内容取った作品になっているんですね。克服しなければいけない課題が実際に宇宙飛行士達を襲ったものなので、見始めたら手に汗握るハラハラドキドキする展開になっていますね。しかもですね、最後、結末は言いませんけど、地球に居て良かったなと思えるような作品になっていますので、泣ける度も高いですね。」

編集長「アポロ13号の船長だったジム・ラヴェル氏が書いた自伝なんですよね。確か。だから、そこにリアリティがあって、また監督がいろんな方から取材をしておりますので、立体的に肉付けされて現実そのものを映画化したのが良く分かる作品かもしれないね。」

いっしー「ほんとにリアルなので、問題解決力というか、人生における勉強になる作品かなと思います。」

編集長「今、危機の中でのリーダーシップとか、時折聞きますが、まさしくそれに合った映画だね。」

いっしー「予期できない状況において、みんなをどうまとめていくか。」

編集長「社会が混乱とか、危機の時代とか、戦争とか、景気悪くなったりとか、不況とかあってもね、リーダーとしてどうあるべきか教えてくれる作品かなと思いますね。」

いっしー「野口聡一氏が『宇宙は究極のリモートワーカーだ』とおっしゃってましたけど、宇宙飛行士から我々が学ぶべきことが沢山あるんじゃないかなと。」

まとめ

編集長「そうだね。今回の第二弾は『観ると元気が出る宇宙映画3選』でした。いろんな状況の皆さんであっても、非常に元気が出るし、勇気が出る映画だと思いますので、是非、観ていただきたいですね。第二弾じゃ終わらないので。次回は宇宙映画の厳選シリーズ第三弾をやります。」

いっしー「これも一押しの作品でまとまっていますので、是非、ご覧ください。」

編集長「また、テーマを変えていますので、是非、お楽しみにしてください。バイバイ。」

いっしー「バイバイ。」

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