【宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談㉝】NASA、UFO研究チームを設置し約9カ月かけて報告書を作成?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「NASA、UFO研究チームを設置し約9カ月かけて報告書を作成?!」です。
NASA、UFO研究チームを設置し約9カ月かけて報告書を作成?!
©️NASA
6月上旬に米航空宇宙局(以下、NASA)は未確認飛行物体(以下、UFO)や未確認航空現象(以下、UAP)などを調べる研究チームを今年秋に設置すると発表しました。
研究チームを率いるのは天体物理学者のデビッド・スパーゲル氏らで、可能な限り観測データを収集し、解析なども含めた調査期間は約9カ月かかる見込みのようですね。
また、来年夏には報告書が一般公開される予定となっています。NASAがですね、UFOなどのUAPの研究に乗り出すのは初めてのことであって、UFOが地球外起源である証拠はないとしながらも、国家安全保障と航空安全の両面で関心が高いため、研究の必要があると強調しているんですよね。
今年5月に米下院情報特別委員会の小委員会は、UFOに関する公聴会を約50年ぶりに開きました。その際、ロシアや中国などの外国由来の飛行物体である可能性も指摘していたんです。
ただ、今回のUFO研究チームの予算は数万ドルから10万ドル以下と言われているので、真相究明としては中途半端になりそうですけど、是非、調査を継続していただきたいですね。