【宇宙ビジネス超入門~2022年号外ニュース⑪~】Amazon、衛星インターネット事業でロケット企業3社と契約!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、本日は「Amazon、衛星インターネット事業でロケット企業3社と契約!」について述べますね。

Amazon、衛星インターネット事業でロケット企業3社と契約

4月上旬にAmazon.comは、衛星インターネット事業であるProject Kuiperで、ロケット企業のBlue Origin,Arianespace,United Launch Alliance3社と契約したと発表しました。

今後10年間で最大3236基の小型人工衛星を低軌道に打ち上げる計画なんですけど、今回の契約で約5年をかけて最大83回のロケット打ち上げを実施するとのことです。

Blue OriginのNew Glennで12回, ArianespaceのAriane6で18回, United Launch AllianceのVulcan Centaurで38回,追加打ち上げのオプションが最大15回あるようですね。

今のところ、契約金額は明らかにされていません。

昨年7月に米連邦通信委員会(FCC)から承認を得ていて、今年第4四半期に試作機である人工衛星kuiperSat-1とkuiperSat-2の2基を打ち上げる予定となっています。

Project Kuiperに100億ドル以上投資していく計画なので、既に先行しているSpace XのStarlinkやOneWebと、今後どのようなサービス競争が繰り広げられるのかは興味深いですね。

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