【宇宙ビジネス~2022年JAXAニュース⑤~】JAXA、宇宙飛行士応募総数は過去最多の4127名!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXA、宇宙飛行士応募総数は過去最多の4127名!」について述べますね。
宇宙飛行士応募総数は過去最多の4127名
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は国際宇宙ステーション(ISS)、「きぼう」日本実験棟、そして月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面での活動を想定した新たな日本人宇宙飛行士候補者の募集を2022年4月4日に締め切りました。
応募総数はですね、前回2008年(963名)と比べて約4.3倍になる過去最多の4127名だったんです。募集結果の年代別内訳も見てみましょうか。こんな感じです。30代が一番多いんですけど、下は17歳で上は73歳だったようです。
先月4日の締め切りの際は、応募総数1563名でした。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して、健康診断結果(健康診断書を含む)の提出期限を1カ月延長したのが功を奏したように思えます。
また、女性の応募者目標は3割だったんですけど、こちらは残念ながら2割超の919名でした。
ただ、前回、女性の割合は13%でしたので、女性の関心も高まったんでしょうね。
やはり、応募総数が大幅に増えた理由として、宇宙飛行士の募集では世界初となる4年制大学(自然科学系)卒業以上の応募資格をなくし、学歴不問にしたのが大きいと思います。
過去の募集実績も見てみましょうか。こんな感じです。
最終選考結果は2023年2月頃に発表予定で若干名の宇宙飛行士が選ばれます。
早ければ、2020年代後半にも日本人宇宙飛行士初の月面着陸が実現しそうです。楽しみですね。
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