【宇宙ビジネス超入門~2022年号外ニュース⑦~】大分県、Sierra Spaceらと宇宙往還機の活用に向けた提携を発表!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、本日は「大分県、Sierra Spaceらと宇宙往還機の活用に向けた提携を発表!」です。

大分県、Sierra Spaceらと宇宙往還機の活用に向けた提携を発表!

2月27日に大分県とSierra Space社(以下、Sierra Space)、兼松株式会社(以下、兼松)の三者は、Sierra Spaceの宇宙往還機Dream Chaser®のアジア拠点として、活用に向けた検討を進める提携を発表しました。

大分県は、本提携を通じ、大分空港を人工衛星の打ち上げ拠点とすることのみならず、宇宙ステーションと地球をつなぐDream Chaserのアジアにおける着陸拠点となることを目指し、今後、安全性・環境面の予備検証や経済波及効果など具体的な検討を進めていくようです。

Sierra Spaceについて少し補足すると、今年2022年は無人機のDream Chaserによる国際宇宙ステーション(ISS)への物質輸送ミッションを実施し、2026年以降には有人機のミッションを計画しています。

また、Blue Origin社らと商業宇宙ステーションOrbital Reefの開発も行っているんですよね。

兼松の方は、宇宙事業には20年以上携わっており、2021年9月にはSierra Spaceと提携し、商社の経験・ネットワークを活かしてDream Chaserや商用宇宙ステーション利用の事業開発を推進しています。

今回の提携で、大分空港がアジアの宇宙旅行の拠点になる可能性は高くなったかもしれませんね。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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