【宇宙ビジネス超入門】2022年1月の動向

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【宇宙ビジネス超入門】2022年1月の動向

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。

お元気でしたか。

本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、宇宙ビジネス業界で2022年1月に起こった私の気になるトピックニュースを3つご紹介します

 

米政権、ISSの2030年までの運用延長方針を発表

昨年末にNASAのビル・ネルソン長官は、ISSの運用期間を2024年から2030年まで延長する方針を発表しました。

ただ、ISSを共同運用する日本やカナダ、欧州、ロシアの同意が必要となります。今年中に中国独自の宇宙ステーション天宮が完成する予定なので、このままだと2025年以降、宇宙ステーションは中国の天宮だけとなってしまう懸念もあったんだろうと思います。

また、2020年後半には、商用宇宙ステーションの建設も始まりますので、ISSから商用宇宙ステーションへと移行するための措置とも言えるかもしれませんね。

ソニー、年内に宇宙から写真が撮れる超小型人工衛星を打ち上げ

1月13日にソニーグループは、宇宙から写真が撮れる超小型人工衛星を2022年10月から12月に打ち上げる計画を発表しました。

現在ですね、東京大学,JAXAと共同で、ソニーグループのカメラ機器を搭載した人工衛星の開発をしております。

こちらは動画や静止画だけでなく、何とライブ配信も可能なんです。また、地上から遠隔操作して地球を好きなアングルから撮影出来るサービスが2023年にもスタートします。

価格の方は1回の利用につき1万円程度を想定しているようなので、宇宙を身近に感じる方が増えると良いですね。

S.E.E.社、2024年までに宇宙スタジオを建設する計画を発表

1月下旬に英国のS.E.E.社は、映画やテレビ番組などの映像コンテンツ撮影に使える宇宙スタジオSEE-1を地球周回軌道上に建設する計画を発表しました。2024年後半に打ち上げ、2024年12月には運用を開始する計画のようです。

SEE-1の建造は、Axiom Space社が担当し、ISSにドッキングされる商用宇宙ステーションAxiom Stationと接続して運用されます。2028年にAxiom Stationと共にISSから切り離す計画です。

昨年のロシアだけでなく、トム・クルーズ氏も宇宙での映画撮影を予定してますので、旬になりそうです。

まとめ

まとめとして、1月の動向は、

米政権のISS運用延長方針
宇宙から写真が撮れる超小型人工衛星開発
宇宙スタジオの建設

といったところでしょうか。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

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