【宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談⑤】和歌山県立高校に全国初の宇宙探求コースを新設?!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「和歌山県立高校に全国初の宇宙探求コースを新設?!」です。

和歌山県立高校に全国初の宇宙探求コース

1月12日に仁坂吉伸和歌山県知事は定例記者会見で、2024年度に県立串本古座高校に宇宙探求コースを新設すると発表しました。

生徒は全国から募集するんですけど、公立高校で宇宙専門コースを設置するのは全国初なんですよね。

コース新設に先立って、2022年度から総合的な探求の時間で宇宙関連の授業を行い、2023年度からは宇宙の選択科目を設け、2024年度に独立したコースになる予定です。

講師の方はですね、民間ロケット発射場を運営するスペースワン株式会社やJAXAなどから招くようですので、何とも贅沢ですね。

ちなみにスペースワン株式会社はキャノン電子株式会社,株式会社IHIエアロスペース,清水建設株式会社,株式会社日本政策投資銀行が共同出資して設立された会社になります。

今後、有識者の協力を得ながら、特色あるカリキュラムを作成していくようですので、宇宙関連分野で活躍する人材育成の一環になると思います。

県立串本古座高校のある和歌山県串本町はいまや宇宙の街なんです。民間ロケット発射場のスペースポート紀伊は2019年から整備を進め、現在ではほぼ完成しており、2022年末には人工衛星を搭載した小型ロケット1号機の打ち上げを予定しています。

また、2020年代半ばにはロケットを年間20回程打ち上げる計画なんです。

仁坂県知事の「全国の宇宙少年よ来たれ!」という言葉に、宇宙好きの若者が目覚めるかもしれません。

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