【宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談③】知人の弁護士から新刊『宇宙ビジネスの法務』が到着?!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「知人の弁護士から新刊『宇宙ビジネスの法務』が到着?!」です。

新刊『宇宙ビジネスの法務』

12月中旬に知人の弁護士大島日向さんから新刊『宇宙ビジネスの法務』が到着しました。以前、弊社主催のSpace Bizアカデミーに参加してくれたご縁があり、今回新刊書籍を献本してくださったんです。

実は、昨年6月に日本の宇宙法では大きな動きがあったんですよね。月などの宇宙空間で採取した水や鉱物といった資源の所有権を民間企業に認める宇宙資源法が成立して、米国,ルクセンブルク,アラブ首長国連邦(UAE)に次いで日本は4カ国目となりました。

 

宇宙法はまだまだこれからといった感がありますけど、こちらの新刊は学術的な観点というよりも実務書として大きな役割を果たすように思います。

構成もですね、第1章は総論・予備知識として、すべての宇宙ビジネスに関連する法体系の全体像。そして宇宙ビジネスに適用される国際宇宙法、日本の宇宙ビジネス法、米国の宇宙ビジネス法、国際宇宙ステーション(ISS)およびアルテミス計画について概説しています。

 

第2章の方は、各宇宙ビジネスの形態(衛星打ち上げサービス、衛星サービス一般、衛星リモセンビジネス、軌道上サービス、宇宙資源開発、民間有人宇宙飛行、宇宙保険、スペースポート等)に応じて、実務上問題となりうる法令および契約実務をはじめとする法務問題についての各論を検討する形になっています。

 

大島日向弁護士も、あとがきで「日本における宇宙ビジネスプレイヤー、宇宙ビジネスを志す方、そして、宇宙ビジネス法務に興味を持つ実務家を念頭において、宇宙ビジネス法務の実務に携わる執筆者の知見と経験を結集させて執筆されたものである。」と述べておられます。

まとめ

嬉しいことに私宛にも一言コメントをいただきました。

披露しますと、「宇宙ビジネスへの新規参入を狙う事業会社の方や、宇宙ビジネスのプレイヤーとしてビジネスを立ち上げられた方の目に留まればありがたいなと思っています。」とのことです。

是非、皆さん、購入して一読してみてください。

>>宇宙ビジネスの法務

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