宇宙ビジネス編集長の2022年時事ネタ放談②】スペースXの衛星が中国の宇宙ステーションとあわや衝突?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「スペースXの衛星が中国の宇宙ステーションとあわや衝突?!」です。
スペースXの衛星が中国の宇宙ステーションとあわや衝突
１2月下旬に中国政府は国連宇宙空間平和利用委員会（COPUOS）の事務局である国連宇宙部（UNOOSA）に対して、スペースX社のStarlink計画の衛星が、中国が建設している宇宙ステーション天宮に接近したため、緊急に衝突回避行動を取ったことを文書で提出していたことを発表しました。
文書によると、衛星が2021年7月と10月に宇宙ステーション天宮に接近した際、宇宙飛行士が安全確保のために衝突を避ける行動を取ったようです。
また、宇宙条約の加盟国は、非政府組織の行為にも責任があると指摘しています。
ロイター通信は「スペースX社のコメントは得られておらず、文書の主張する内容は第三者によって検証されていない。」と伝えています。
Starlink計画の衛星は既に1600基以上打ち上げていますし、中国の宇宙ステーション天宮は今年2022年に完成予定なので、再発防止策を求めているんでしょうね。
ただ、昨今ではスペースＸ社だけでなく、テスラ社も中国国内ではリコール問題や事故対応で批判されています。
まとめ
いまや、米中覇権争いは宇宙まで及び、イーロン・マスク氏が次の一手をどう打つかは注目の的と言えそうです。
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