【宇宙ビジネス超入門~2022年号外ニュース①~】宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)のポイント!

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【宇宙ビジネス超入門~2022年号外ニュース①~】宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)のポイント!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、本日は「宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)のポイント!」について、述べますね。

宇宙基本計画工程表(令和3年度改訂)

昨年末の12月28日に総理大臣官邸で第25回宇宙開発戦略本部を開催しました。

会議では、宇宙基本計画工程表改定に向けた重点事項について議論が行われたんです。

岸田総理は議論を踏まえ、次のように述べています。

 

「本日、宇宙基本計画工程表の改定を決定いたしました。
まず、大規模災害があった際に、夜でも、雨や雪が降っていても、宇宙から被災状況を迅速に把握できるよう、多数の小型衛星が互いに連携するコンステレーションを、2025年までに構築いたします。
また、月において有人活動などを行うアルテミス計画を推進し、2020年代後半には、日本人宇宙飛行士の月面着陸の実現を図ってまいります。
さらに、カーボンニュートラルに貢献する宇宙太陽光発電などの開発を進めるとともに、米国,オーストラリア,インドとの4カ国で、宇宙分野において協力を進めてまいります。(要約)」

 

改定のポイント

岸田総理が重要事項を述べていますが、工程表改定のポイントも見てみましょうか。こちらです。

私としては、2029年度の人類初の火星圏からのサンプルリターン実現に向け、2024年度に火星衛星探査計画(MMX)の探査機を確実に打ち上げる項目や2020年代後半を目途に米国人以外で初となる日本人による月面着陸の実現を図る項目なんかに関心がありますね。

重点事項はですね、政府の後押しがあるということなので、ビジネスとしても加速する可能性が高いんですよね。

 

まとめ

ちなみに宇宙基本計画は、今後10年間の宇宙政策をまとめた基本方針で、具体的な開発計画などが示された工程表は、毎年12月頃に改定されます。2022年も楽しみですね。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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