【宇宙ビジネス超入門】宇宙旅行の最新動向!

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2022.1.11Space Biz TV

【宇宙ビジネス超入門】宇宙旅行の最新動向!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。

今回はですね、2021年が宇宙旅行幕開けの年だったように感じますので、宇宙旅行の最新動向をお伝えしたいと思います。

宇宙旅行4つの種類

宇宙旅行とはどんな種類があるかと言うと、大きく分けて四つ、一つ目にサブオービタル飛行、二つ目に地球周回旅行(オービタル飛行)、三つ目に宇宙ステーション滞在旅行、四つ目に月周回旅行があります。

民間人が購入出来る旅行プランと言っても良いかもしれません。

サブオービタル飛行

一つ目のサブオービタル飛行ですが、宇宙旅行と言えば、こちらのサブオービタル飛行を指すことが多いですね。

先駆者であるヴァージン・ギャラクティック社とブルー・オリジン社を比較したものはこちらになります。

宇宙空間到達

宇宙空間到達の定義は、米連邦航空局(以下、FAA)が高度約80km超で、国際航空連盟(以下、FAI)の方は高度約100km(カーマン・ライン)と異なっているんですよね。

ヴァージン・ギャラクティック社はFAAの定義で到達して、ブルー・オリジン社はFAIの定義で到達しました。


©ヴァージン・ギャラクティック


©ブルー・オリジン
 

宇宙船

宇宙船はですね、ヴァージン・ギャラクティック社は母船となる飛行機で上空まで吊り下げられ空中発射されますので、当然パイロットもいます。


©ヴァージン・ギャラクティック

 

ブルー・オリジン社の方は垂直離着陸型ロケットで、何と完全自動操縦のためパイロットはいないんです。


©ブルー・オリジン

 

飛行時間が違うのは、飛行機とロケットの違いだと考えれば分かりやすいと思います。ただ、無重力体験は約5分と変わりません。

費用

一人あたり費用はヴァージン・ギャラクティック社が値上げする方向ですので、ブルー・オリジン社の方も将来的には値上げする方向なのかなと思いますね。

サブオービタル飛行の今後

2033年頃までに、宇宙旅行市場は年間30億ドル規模に拡大する可能性があると言われていますが、サブオービタル飛行が一番安価なので、宇宙旅行の中心になるかと思います。

 

地球周回旅行(オービタル飛行)

二つ目の地球周回旅行(オービタル飛行)ですが、2021年にスペースX社が、世界初の民間人だけによる約3日間の地球周回旅行(インスピレーション4)に成功しています。


©スペースX

地上からも遠隔操作が出来るので、ほぼ自動操縦になっているんですけど、宇宙飛行士と同レベルの訓練を約半年受けているんです。

やはり、国際宇宙ステーション(以下、ISS)の高度約400kmよりも高い高度に到達して地球周回軌道に乗るため、滞在期間は長くなりトラブルのリスクも高まるので、十分な備えがいるんだと思います。

サブオービタル飛行との違い

サブオービタル飛行と比べて、滞在期間は数日間、訓練期間の方は約半年、そして一人あたり費用の方は数千万ドルと、かなり対象者が絞られてしまいますね。

 

宇宙ステーション滞在旅行

三つ目の宇宙ステーション滞在旅行ですが、昨年末に前澤友作氏がISSでの12日間の滞在を終えて無事地球に帰還しましたが、民間日本人初のISS滞在だったんですよね。旅行者がISSに滞在するのも約10年ぶりとなりました。

2022年2月から3月にかけて、アクシオム・スペース社がクルー・ドラゴンを使って、民間人だけのISSへの宇宙旅行を予定しています。

商用宇宙ステーションの時代へ

ただ、ISS滞在旅行だけでなく、これから本格的に商用宇宙ステーション建設の時代に入ります。

Nanoracks社らのStarlabが2027年に初期運用を開始する予定ですが、Blue Origin社らのOrbital Reef、Northrop Grumman社なども商用宇宙ステーション建設に取り掛かります。


©Nanoracks

宇宙ステーション滞在旅行は、おそらく、滞在期間は約10日間で、一人あたり費用は数千万ドルになりますので、二つ目の地球周回旅行(オービタル飛行)と同じ位になりますかね。

 

月周回旅行

四つ目の月周回旅行はですね、こちらも前澤友作氏が2023年にもスペースX社が開発中の大型宇宙船Starshipに搭乗して月周回旅行する計画(dearMoon)なんですよね。

成功すれば、もちろん、世界初の民間人による月周回旅行となります。

推測ですが、滞在期間は約7日間で、一人あたり費用は約8千万ドルとも言われているんですね。

1週間の宇宙旅行で約100億円ですので、行ける方はごくごく限られた大富豪となります。

 

その他の宇宙旅行ツアー

最後に宇宙旅行は無理だと思っている、あなたに朗報です。

ゼログラビティ社が提供する無重力体験ツアーは、飛行時間約90分のうち約8分間の無重力体験が出来て、一人あたり費用は7500ドルです。


©ゼログラビティ

また、Space Perspective社は成層圏気球で宇宙への旅に招待するツアーです。宇宙空間までは到達しませんが、宇宙船のような気球は成層圏の高度約30kmまで上昇し、約6時間と長めの飛行時間を楽しめ、一人あたり費用は12万5千ドルになります。


©Space Perspective

まとめ

バラエティ豊かなツアーの出現こそが、宇宙旅行を盛り上げるきっかけになるかもしれません。

でも、大富豪の方は、遠慮なさらず、海外旅行感覚で是非宇宙旅行に行って下さいね。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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