【宇宙ビジネス～2021年JAXAニュース㉖～】JAXA、13年ぶりに新たな日本人宇宙飛行士の募集を開始！
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXA、13年ぶりに新たな日本人宇宙飛行士の募集を開始！」について述べますね。
日本人宇宙飛行士の募集を開始
11月19日に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（以下、JAXA）は、13年ぶりに新たな日本人宇宙飛行士の募集を12月20日に開始すると発表しました。
日本人宇宙飛行士の新規募集は過去5回行われたんですけど、今回は2008年以来13年ぶりとなります。若干名採用するとのことで、具体的な人数は募集・選抜の結果を踏まえて検討するようです。
公式サイトはこんな感じになります。
「宇宙飛行士に、転職だ。」とのメッセージはインパクトがありますよね。
受付期間は2021年12月20日から2022年3月4日までとなります。
応募資格はですね、
1つ目に2022年3月末の時点で、3年以上の実務経験を有すること。（修士号取得者は1年、博士号取得者は3年の実務経験とみなします。）
2つ目に医学的特性を有することとなっています。具体的には、身長 149.5―190.5cm,視力 遠距離視力 両眼とも矯正視力1.0以上,色覚 正常（石原式による）,聴力 正常（背後2mの距離で普通の会話可能）が求められます。
前回（2008年）と今回の変更点をまとめたものは、こちらになります。
4年制大学（自然科学系）卒業以上の応募資格がなくなりましたので、中卒や文系学部卒でも応募可能なんですね。宇宙飛行士の募集で学歴不問にしたのは、世界初とのことで画期的でもありますし、JAXAの本気度が表れていますね。
3年以上の実務経験は必要ですが、身長の要件は緩和し体重の制限も外しています。
宇宙船の改良が大きいとは思うんですけど、女性の応募を奨励しているように感じますね。
現役の日本人宇宙飛行士7人の平均年齢は52歳で、アルテミス計画が活発化する2030年には定年退職（60歳）などで、このままだと2人になってしまうんです。ですから、これを機に多種多様な人材を求めて門戸を広げて欲しいですね。
宇宙飛行士に転職したいあなた、詳細は公式サイトをご覧になってください。
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