【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談71】第2宇宙作戦隊、航空自衛隊防府北基地に来年新設?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「第2宇宙作戦隊、航空自衛隊防府北基地に来年新設?!」です。
第2宇宙作戦隊 来年新設
11月中旬に岸信夫防衛大臣は、航空自衛隊防府北基地(山口県防府市)を訪問し、来年2022年度中に第2宇宙作戦隊を同基地に新設することを表明しました。
今のところ20人規模で発足する予定になっていて、宇宙作戦隊は2カ所目となります。昨年4月に設置された航空自衛隊府中基地は第1宇宙作戦隊に改編されます。
岸氏は訓示の中で「我々の活動のフィールドが宇宙、サイバー、電磁波といった新領域に拡大する中、宇宙空間の安定的な利用の確保が極めて重要だ。」と述べておられます。
こちらは主に日本の人工衛星に対する電波妨害を監視するためのもので、同時に宇宙ごみ(スペースデブリ)の警戒活動も担っていますね。
今年4月にJAXAなど国内約200の研究機関や企業のサイバー攻撃に関与したことで中国共産党員が書類送検されていますし、既に人工衛星を攻撃する軍事衛星の開発を進めている中国やロシアが新領域における脅威となっているのは明らかですよね。
宇宙作戦隊は東西の拠点を設けることになりますけど、他国と比較しても全体で約120人規模は少ない気がしますね。
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