【宇宙ビジネス超入門~2021年号外ニュース㉜~】Blue Origin、民間商業宇宙ステーションの建設計画を発表!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、本日は「Blue Origin、民間商業宇宙ステーションの建設計画を発表!」について、述べますね。

Blue Origin 商業宇宙ステーションの建設計画発表


©Blue Origin

10月下旬にAmazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏が設立したBlue Origin社は、商業宇宙ステーションOrbital Reefの建設計画を発表しました。


©Blue Origin

国際宇宙ステーション(以下、ISS)とほぼ同規模で最大収容人数は10人。10年以内の2020年代後半に商業宇宙ステーションの運用を開始する計画なんです。

Sierra Space社との共同事業で、Boeing社,Redwire Space社,Genesis Engineering Solutions社,Arizona State Universityなども支援していくようです。

Orbital Reefは、微小重力の研究,製造活動,観光,エンタメなど様々な用途の多目的ビジネスパークとして運営する商業利用を想定しています。ただ、今のところ、Orbital Reefの費用がどの位になるのかは、はっきりしていないんですよね。


©Blue Origin


©Blue Origin

©Blue Origin

最近、Nanoracks 社,Lockheed Martin社,Voyager Space社の3社が、2027年に商業宇宙ステーションの計画を発表したばかりなので、対抗心の表れですかね。

まとめ

中国の宇宙ステーション天宮は来年2022年に完成し、ISSの運用期限は2024年までとなっています。これから競争が激化していきそうですね。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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