【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談67】火星への移住に向けた模擬訓練がイスラエルで開始?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「火星への移住に向けた模擬訓練がイスラエルで開始?!」です。
火星移住に向けた模擬訓練がイスラエルで開始
10月上旬にイスラエル南部の砂漠にあるクレーターの模擬基地で、火星への移住に向けた模擬訓練が開始されました。訓練中の動画を見ると、映画『オデッセイ』の撮影をしているんじゃないかという錯覚に陥るますよね。
イスラエル,ポルトガル,スペイン,ドイツ,オランダ,オーストリア出身の6人の研究者が、今月10月4日から31日までの約1カ月間模擬訓練。
当然、6人の健康状態や行動はモニタリングされますし、居住用スペースを出る際は50kg程の機材を着用して活動したようですね。火星探査を想定して、探査車などで地表を調べたり、医学などの実験も行われたとのことです。
実はイスラエルだけではなくて、NASAでも火星移住の模擬実験に参加してくれる希望者を募集していましたよね。
米国テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターの中にマーズ・デューン・アルファという模擬施設があるんですけど、3Dプリンターを使用して作っているんです。3Dプリンターは、これから宇宙で活躍しそうなので、先取りしてますね。
あと、こちらの模擬実験はですね、何と期間は1年間に及ぶ実験で、食事も宇宙食だけなんです。
私も宇宙食を食べ続けた対談をしたことありますが、美味しいものばかりじゃありませんよ。やはり、地球で入念に準備してから宇宙に旅立つことが大事ですかね。
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