【宇宙ビジネス超入門～2021年号外ニュース㉗～】ロシア、宇宙で史上初の長編映画撮影！
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。
号外ニュースになるんですけど、本日は「ロシア、宇宙で史上初の長編映画撮影！」について、述べますね。
宇宙で史上初の長編映画撮影
10月上旬にロシアが宇宙で史上初の長編映画撮影のため、宇宙飛行士1人と民間人2人が搭乗したソユーズ宇宙船（MS-19）を打ち上げ、国際宇宙ステーション（以下、ISS）へのドッキングに無事成功しました。
3人はいずれもロシア人で、宇宙飛行士アントン・シュカプレロフ氏と映画監督クリム・シペンコ氏,女優ユリア・ペレシルド氏になります。
長編映画の題名は『Challenge』（挑戦）で、地球に帰還出来ない程の容体となった宇宙飛行士の手術を為す、女性外科医が主人公の宇宙ドラマになるようです。ロシア国営の宇宙開発ロスコスモス社と政府系テレビなどが共同制作します。
映画監督クリム・シペンコ氏は『サリュート7』などの映画を手掛け、女優ユリア・ペレシルド氏は『ロシアン・スナイパー』で主役を演じているんですよね。
尚、宇宙での滞在は12日間の予定となっていますので、やはり、念入りに時間をかけて撮影するんですかね。
昨年2020年5月にトム・クルーズ氏はISSでNASAと映画撮影する計画を報じられていましたが、ロシアに先を越されたことになります。
又、先月、ロシアのプーチン大統領はロシア独自の宇宙ステーション建設に取り組む必要があるとの考えを述べていたので、米国,中国,ロシアの宇宙開発競争は、まだまだ終わりそうもないですね。
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