【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談63】日米豪印の首脳会談、新たに宇宙開発でも協力を強化?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「日米豪印の首脳会談、新たに宇宙開発でも協力を強化?!」です。
日米豪印、宇宙開発でも協力
9月下旬に日本,米国,豪州,インドの4カ国の枠組みであるクアッド(Quad)が、米国ワシントンで初の対面での首脳会談を開き、新たに宇宙開発でも協力を強化していくとのことです。
会談には、菅首相,バイデン大統領,モリソン首相,モディ首相が出席して、約2時間20分行われました。
協力していく事項
4首脳は、今年3月のオンライン会談で合意したワクチン,先端技術,気候変動など3つの分野に加えて新たにインフラ開発や宇宙開発での連携で合意。
気候変動や災害への対策など平和目的に限っては、各国が持つ人工衛星のデータを共有していきます。宇宙利用に関する技術開発や国際ルールについても協議していくようですし、重要インフラへのサイバー攻撃でも連携するんです。
さらには半導体のサプライチェーンの構築や、高速・大容量の5Gなどの新技術、水素などのクリーンエネルギーなどの分野でも連携を強めていきます。
台頭する中国を念頭に置き、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、今後は首脳会談を毎年開催することでも一致しています。
まとめ
今年6月のG7でも、途上国のインフラ投資を支援する構想が出ておりましたので、中国からの融資で借金漬けになる債務の罠に世界各国が危機感を持ち始めているのが分かります。やはり、覇権主義は食い止めないといけませんね。
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