【宇宙人映画を語る~ジョン・カーター編~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

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【宇宙人映画を語る~ジョン・カーター編~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

対談動画

 

冒頭

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、いつもの、教育家兼映画脚本家のいっしーこと、石橋勇輝さんです。宜しくお願いします。いっしー、今回はこちら、ジョン・カーターという映画なんですよ。もともと、ジョン・カーターは3部作の1作目として制作されたんですよね。火星シリーズのね。でも、1作目で終わってしまったんです。制作費を300億円程かけているから当然なのかな。いっしーはどう思う。」

いっしー「そうですね。アベンジャーズで200億円超なので、さすがにちょっとかけすぎなんじゃないかなと思いますね。」

編集長「そうですよね。でも、大コケした映画なんて言われますけど、そんなに酷い映画ではありません。舞台が火星で、スケールの大きな作品になっていると思います。じゃないと、我々も対談やりませんよね。今回も3つ位に論点を絞って語ってもらおうかな。では、いっしー、早速、1つ目の論点はどうですか。」

 

論点1:スペースオペラの源流となった古典

いっしー「こちらですね、ジョン・カーターという題名が意外だと思うんですけど。大統領の名前かな、みたいな堅苦しい映画に聞こえちゃうかもしれない。原作はですね、ほんとにスペースオペラと言われるスターウォーズのような映画の原点の『火星のプリンセス』という小説なんですよね。1917年初版なんですけれども、ほんとにあらゆる古典にインスピレーション与えた古典中の古典を映画化したものなんです。残念ながら、コケてしまったということで。」

編集長「題名がまずかったのですかね。原作のままの方が良かったかもしれない。」

いっしー「そうですね。元々、ジョン・カーター オブ マーズって映画だったらしいんですけど、オブ マーズが邪魔でジョン・カーターにしてしまったらしいですね。ほんとに何が赤字の原因だったのか、ぜひ語り合いたいなと思います。」

編集長「映画業界のために、なぜ、巨額の赤字になったのか考えたくなりますね。僕自身思うところ、原因の一つは、宇宙人のインパクトが弱すぎます。失礼ながら、地球人と似て、宇宙人ぽく、ちょっと醜いような姿を描いているだけで。キモかわいい系キャラのウーラしか印象に残っていないです。いっしーはどう。」

いっしー「そうですね。確かにあのキャラ位ですかね。僕としてはですね、タイトルが、やばかったというのが一つと。もう一つですね、デザインとかストーリーの内容的に、ファミリー層に向けているのか、それともコアの大人に向けているのか、ちょっとそこら辺がぼやけていたのかなと。子供向けにするなら、かわいいデザインとかストーリー展開にした方が良かったのかなと思いますね。あと、もう一つ、逆にすべての古典だからこそ、陳腐に見えてしまったのかなと思いますね。」

編集長「比較しちゃうとね。その古典が活かしきれなくて、古典から見ると見劣りしてしまい、映像化があまり上手くいかなかったので、評価が下がってしまうんでしょうね。あと、一つ一つの舞台にお金をかけすぎているのが分かりますよね。」

いっしー「最初、南北戦争が舞台だと思うんですけど、そこまで克明に描いてましたよね。」

編集長「科学技術と神秘体験の描写も中途半端な感じがして、巨額の製作費なのに、地球とあまり変わらない見せ方なのが残念ですね。」

いっしー「都市とかデザインとか。そうですね。」

 

論点2:密度の濃い物語展開

編集長「ではね、2つ目の論点はどうですか。」

いっしー「1つ目でジョン・カーターを大分ボロクソに言ってしまったので、2つ目は少し弁護させていただきたいなと。ほんとにいい映画でして、密度の濃い物語展開ということをお伝えしたいんですけど。要素としてはですね、グラディエーターという映画の円形闘技場での格闘シーンとか、アラビアのロレンスの砂漠とプリンセスが出て来る感じとかですね。あとは、スター・ウォーズの宇宙戦争というところとか、インディ・ジョーンズの古代遺跡を発掘して宇宙との交流を模索するといった、いろんな映画の要素がごちゃ混ぜになったようなストーリー展開になってます。なので、そういったものが好きな方は凄く刺さるんじゃないかなと思いますね。」

編集長「確かにその視点は面白いね。大作の要素が散りばめられてますね。ただ、火星での独自の展開もあった方が面白いよね。火星には地球以上に発達した国家が地下にあったみたいな感じだと、地球の科学技術者達も刺激受けますしね。」

いっしー「確かにそうですね。映画の中では、砂漠としてしか描かれていなかったですね。」

 

論点3:近年、注目を集める「火星」というフロンティア

編集長「では、3つ目の論点はどうですか。」

いっしー「本作は火星を舞台にしてまして、火星を舞台にした映画っていうのは割とあると思うんですけど。『火星のプリンセス』という原作自体はですね、地球で初めて、月以外を舞台にした物語ということで発行されたそうですね。それまでは、月を舞台にした小説とか戯曲とかだったらしいです。火星は初めてということで。近年ですね、イーロン・マスクさんとかも火星をターゲットにしているという話もあると思うので、これから注目される映画なんじゃないかと思いますね。」

編集長「人類は月探査の次は、火星探査の方向に行きますね。今のところ、有人火星探査に成功した国はないんですけど、2030年代には米国か中国が成功させると思います。実は宇宙でも覇権争いは始まっているんですよ。」

いっしー「へえー、そんなんですね。」

 

まとめ

編集長「火星シリーズの3部作は面白い企画でしたが、少し早かったですかね。火星に探査を含めて往復するだけでも、2年~3年かかりますからね。旬の題材じゃないとヒットは難しいのかな。では、次回もお楽しみに。バイバイ。」

いっしー「バイバイ。」

 

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