【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談61】中国の宇宙飛行士3人、建設中の宇宙ステーションから帰還?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「中国の宇宙飛行士3人、建設中の宇宙ステーションから帰還?!」です。
中国の宇宙飛行士 建設中の宇宙ステーションから帰還
©中国中央電視台
9月中旬に中国の宇宙飛行士3人を乗せた宇宙船神舟12号が、建設中の宇宙ステーション天宮での3カ月の任務を終えて、中国北西部のゴビ砂漠にある東風着陸場に着陸しました。
3人の宇宙空間での滞在は3カ月に達し、中国の宇宙飛行士の一度の任務での過去最長を記録したんですね。3人とも健康状態は良好とのことです。
建設の計画と現状
今年に入り、4月に中核施設天和、5月に無人補給船天舟2号、6月に有人宇宙船神舟12号と立て続けに打ち上げられています。
3カ月の滞在中に、2回の船外活動,ロボットアームの作業,ドッキング試験など長期滞在の検証を行いました。
何とですね、3人が帰還した数日後に、無人補給船天舟3号を打ち上げ、建設中の宇宙ステーション天宮にドッキングを成功させています。
今年10月に有人宇宙船神舟13号で3人の宇宙飛行士を宇宙ステーションに送り、6カ月滞在させる予定なので、生活必需品などを前もって送ったということでしょうか。
来年2022年にも完成を目指す中国の宇宙ステーションですが、旧ソ連,米国に続き独自の宇宙ステーションとしては3カ国目となります。
まとめ
日本も参加する国際宇宙ステーション(以下、ISS)は2025年以降の体制が決まっていない中、米国に対抗出来る宇宙強国を着々と進めていますね。ほんとISSは、どうなるんでしょうかね。
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