【宇宙人映画を語る~ヴェノム編~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

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【宇宙人映画を語る~ヴェノム編~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

対談動画

 

冒頭

 

 

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、いつもの、教育家兼映画脚本家のいっしーこと、石橋勇輝さんです。宜しくお願いします。いっしー、今回はこちら、ヴェノムという映画なんですよ。2018年公開の映画なので、記憶に新しいですかね。私、実は映画館では観ていなかったんですよ。最も残虐な悪が誕生するっていう宣伝文のせいで。」

いっしー「そうなんですか。凄く最近の映画ですね。」

編集長「確か、スパイダーマンシリーズに出ていたので、今回はどんな映画に仕上がっているか興味津々ではありましたね。アメリカ人はヒーロー映画が大好きなので、ダークヒーローの活躍といった感じでしょうかね。でも、残虐な悪から目覚めるんですよね。今回も3つ位に論点を絞って、語ってもらおうかな。では、いっしー、早速、1つ目の論点はどうですか。」

論点1:ヴェノムの原点

いっしー「1つ目はですね、意外と知られていないヴェノムの原点についてです。先程、おっしゃっていた通り、スパイダーマンの敵役として登場するんですよね。トビー・マグワイア出て来るスパイダーマン3にも敵役として登場します。
 
元々はですね、1980年にマーベルコミックスにファンレターが送られてきて、こういうキャラクターをぜひつくって欲しいという要望があったんですね。それがウィルス型生命体のヴェノムというキャラクターなんですよ。
 
最初はスパイダーマンの拡張機能みたいな感じだったんですけど、それがブラックスパイダーマンになって、最終的にヴェノムになったということらしいです。ファンから送られてきたアイディアが、30年後に全世界に映画化されるっていうのはロマンがありますね。」

編集長「なんかアメリカンドリームじゃないけど、いいですよね。マーベルらしさがありますね。私の感じ方ですけど、この作品は含蓄のある言葉が多いのは気のせいかな。主人公がどん底にいる時、さとりのCD聞いているでしょ。最後の方で『辛い状況に長くはまり込んでいるなら、特に失敗したなら何かを学べたのです。』なんて人生の励ましの言葉ですよね。」

いっしー「意外とダークヒーローにかかわらず、凄く感じる言葉が出て来ますよね。」

編集長「会話の中でも出て来るよね。では、2つ目の論点はどうですか。」

論点2:ヴェノムは「ウイルス」

いっしー「ヴェノムというのは、実はウイルスっていう設定なんですけども。ヴェノムの元になる宇宙生命体はシンビオートという名で、宿主に寄生してしか生きられないウイルスのような存在なんですね。科学者は人間とシンビオートを融合させることで人類を進化をさせようとする設定なんです。
 
最近、コロナウイルスが流行っていますが、コロナウイルスっていうのはDNAを書き換えるレトロウイルスの一種らしいんです。実は人類の歴史的には、人体を進化させてきたのはレトロウイルスが寄生することで人体が進化してきた歴史もあるらしいですよ。
 
なので、ウイルスと人間の共生での進化というものが最近のホットトピックスとしてあるので、凄く面白いなと思います。」

編集長「それは面白い視点ですね。この視点を言い切れるのは、いっしーしかいないんじゃない。この作品も別の見方をすると、科学と宗教,科学と正義みたいなものがテーマになっていますよね。科学の進歩を求めて、邪悪なものになっていきますけど、やはり、何のための科学,科学の目的は常に忘れてはいけない視点ですね。物質と精神の進歩のバランスが必要ということかな。いっしーはどう思う。」

いっしー「宇宙人映画を通して良く分かって来たんですけど、宇宙人というのは科学の進化としては進んでいますが、精神の部分は人間の方が進んでいるじゃないかと思うんですよね。」

編集長「確かにそうだね。科学は宇宙人進んでいるんだけど、精神的な面だと地球人の方が進んでいる映画の方が多いよね。学んでみると、そういうのが多いもんね。では、3つ目の論点はどうですか。」

論点3:ヴェノムは「悪霊」?

いっしー「先程はさとりのCDとか、ヴェノムは神秘的な霊的な表現っていうのがありまして、そもそもヴェノム自体が悪霊というか、悪魔として描かれているじゃないかと。
 
特に面白いのが、4千から6千ヘルツの音が弱点なんて言われてますけど、特定の周波数に反応するっていうのが霊媒とか霊的な現象に良くあることなのかなと。
 
ヴェノムの設定としてあるのは、人間の元々持っている衝動みたいなものを増幅させる素質があると描かれているんですね。世間で言われる悪霊の憑依現象に近いのかなと感じますね。」

編集長「一般的に憑依されると、奇人変人になったり、食べ物の嗜好も変わってしまうと言いますからね。似たような分野の映画を観たことあるけど、同じような法則で描かれているので全世界共通なのかもね。
 
でも、長く憑依されるのは波長同通のため、似た者同士のためだと思うので、宇宙人を教育出来るだけの善悪の基準みたいなものをしっかり持っておきたいですね。」

いっしー「そうですね。自分と似た良い傾向の宇宙人に来て欲しいですね。」

まとめ

編集長「主人公エディのように正義感が強い人は、短期的に失敗することはありますけど、中長期的には世間から認められていくように感じますよね。」

いっしー「そうですね。短期的利害ではなく、人類に貢献したいという思いでやっていますので。」

編集長「そうそうそう。個性が強くても、中長期的には周りも段々と理解してくれますしね。あと、人生のどん底から復活するには、忍耐は重要なんだなと思いましたね。出来ることから頑張っていくしかないかなと。」

いっしー「コロナ禍で観るのにちょうど良いですね。」

編集長「では、次回もお楽しみに。バイバイ。」

いっしー「バイバイ。」

 

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