【宇宙人映画を語る~地球の静止する日編~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

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【宇宙人映画を語る~地球の静止する日編~】宇宙ビジネス編集長太田裕二×映画脚本家石橋勇輝の対談

対談動画

 

冒頭

編集長「はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。対談の相手は、いつもの、教育家兼映画脚本家のいっしーこと、石橋勇輝さんです。宜しくお願いします。いっしー、今回はこちら、地球の静止する日という映画なんですよ。2008年に地球が静止する日という映画でリメイクされています。『の』が『が』になって紛らわしいですよね。」

いっしー「なんか聞いたことありますね。」

編集長「こちらの原作とリメイクだと、どちらが面白いかと言えば、私は原作ですね。70年前の白黒映画なんですけど、シンプルで分かりやすいので、心に響きますよね。では、今回も、3つ位に論点を絞って、語ってもらおうかな。では、いっしー、早速、1つ目の論点はどうですか。」

論点1:時代の空気を反映した映画

いっしー「本作はですね、1951年公開で、今まで紹介した中でも一番古い映画です。時代の空気を反映した映画になっていまして、本作のテーマは人類が原爆戦争によって自滅する未来をくい止めることになっているんです。冷戦が始まったばかりの当初、極めて差し迫った問題がありましたし。本作の映画の音楽として使われている楽器がですね、テルミンという楽器で手を触れずに演奏出来る、旧ソ連で1920年に発明された世界最古の電子楽器を多用しているんですよね。当時の旧ソ連との関係とか時代感が表れてます。」

編集長「歴史が見れて面白いね。70年前の映画だけど、100年前の楽器とか見れて。1951年公開の映画だけど、1947年にロズウェル事件が起きているでしょ。だから、時代を反映した映画とも言えるし、もしかしたら米国で実際に起きた事件を映画にしたのかも、って思ってしまうよね。」

いっしー「確かに。最近、アメリカで宇宙情報を公開し始めているので、その時のデータが出て来るかもしれないですね。」

編集長「この映画を作られた理由とかね。また、視点を変えてみると、米国の古き良きファミリーも垣間見えますよ。個人的に地球人とフレンドリーな関係を築く宇宙人は好きですね。では、2つ目の論点はどうですか。」

論点2:宇宙人の圧倒的技術力

いっしー「本作の印象的なのは、宇宙人の圧倒的な技術力が描かれていますね。例えば、医学。宇宙人が瀕死の傷を一瞬で治してしまったりして、医者達がやる気をなくしてしまいます。次に、軍事力ですね。地球の武器を全部無効化してしまったり。ある意味、平和的な技術ですけど。あとは、地球上の電力を全て停止してしまったり。なぜか、ガソリン車も止まってしまうんですよね。電力を停止したはずなのに。そういった技術の進んだ宇宙人は、逆に破壊のために用いずに、平和のために利用するといった描かれ方をしています。」

編集長「一般的に宇宙人映画って破壊にいっちゃうもんね。でも、平和的に科学技術を使うのは珍しいかもしれないね。これだけ科学技術が進んでいる宇宙人でも、リンカンさんを評して『素晴らしい。偉大な人だ。ああいう方と話したい。』と言っている場面は印象的でしたね。宇宙人でも、リンカンさんの偉大さが分かるんだと思いましたよ。科学技術だけ進んでもダメで、やはり考え方や思想で、宇宙を貫くものまであるということかな。いっしーはどう思う?」

いっしー「人間としての偉大さですかね。科学技術っていうのは、時代が進めば進むところはあると思うんですけど。その中で、いかに生きたかというところは、どんなに時代が経っても変わらない価値なのかなと感じますね。」

編集長「だから、科学技術だけじゃないっていうことだよね。それも大事なんだけどね。科学と思想,考えは両輪で発達しないとダメなんじゃないかと思いますね。では、3つ目の論点はどうですか。」

論点3:危機に陥った地球を救うのは誰?

いっしー「本作では地球が未曾有の危機に陥るんですけど、それを救うのは誰なのかという話で。最初は全国の政治家、大統領、リーダーを集めようって言うんですけど、対立し合っている国は集まらないんですよ。結局、集まったのは全ての国の科学者達で、宇宙人は彼らにこのままだと地球は危ないよと語りかけるんですね。実際に利害を抜きに、地球のことを考えられる人達が地球を救うことになるっていうストーリーなんですよね。それは凄く含蓄が深いメッセージなのかなと。」

編集長「ほんとに対宇宙人だったら、国同士で覇権争いしている場合じゃないんでしょうね。いつの時代も時代認識を持つ人々は一握りなのかもしれないですね。過ぎ去ってみないと分からないのが普通ですから。みんなの幸福を考えた時に力でねじ伏せるのは、やはり、最後の手段なのかなとあらためて感じましたね。文化的に発展すればする程、説得とかね、良き影響を与えることが優先していくように感じますね。いっしーはどう思う?」

いっしー「そうですね。破壊するのって、ほんとに一瞬ですよね。例えば、原爆を落とせば。本作でも、究極の軍事ロボットで星ごと消滅させられるロボットが出て来ますよね。破壊するのは簡単なんですけど、破壊せずにどうやって良く導いていくのかって、そこに無限の知恵が必要になってくるのかなと思いますね。」

編集長「確かに。原爆落として戦争は終わったかもしれないけど、それが良かったどうかは未だに議論されていて、おそらく、あまり良い形で終われてないですよね。特に日本人としてはね。あとは、未来の芽は、必ず、現在にあると思うので、それを発見出来る先見力を我々も養いたいですね。小さくても芽は出ていると思うので。では、次回もお楽しみに。バイバイ。」

いっしー「バイバイ。」

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