【宇宙ビジネス~2021年JAXAニュース⑲~】JAXA,avatarin,東京大学が宇宙空間でのアバターの共創活動開始!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXA,avatarin,東京大学が宇宙空間でのアバターの共創活動開始!」について述べますね。

アバター技術を利用した宇宙関連事業の共創活動

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)とANAグループのavatarin株式会社(以下、avatarin)は、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)のもと、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(以下、東京大学大学院工学系研究科)の協力を得て、2021年7月よりアバター技術(人の意識・技能・存在感を伝送させる遠隔操作技術)を利用した宇宙関連事業の共創活動を開始しました。

 

実施体制図©JAXA

avatarinが考えるアバター

少し補足すると、avatarinが考えるアバターとは、社会課題解決のために考えた遠隔操作ロボットです。ロボティクス、AI、VR、通信、触覚技術などの先端技術を集結し、遠隔地に置かれたロボットに遠隔操作ロボットを用いて、意識・技能・存在感を伝送させ、人々が繋がりコミュニケーションおよび作業を行うことが出来る次世代モビリティおよび人間拡張テクノロジーなんですよね。

遠隔コミュニケーション型space avatarのイメージ図はこんな感じです。

また、space avatar開発に向けたロードマップはこんな感じです。


space avatar開発に向けたロードマップ©avatarin㈱

共創活動の目的

今回の共創活動では、遠隔宇宙旅行事業,遠隔宇宙飛行士作業支援事業,宇宙関連遠隔体験事業の3つの事業分野について検討・開発・実証を行うようです。今回の取り組みの位置づけの図は、こんな感じになります。


今回の取り組みの位置づけ©JAXA

アバター技術を活用すれば、すべての人が宇宙に行ける時代になりそうです。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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