【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談㊴】京都大学、宇宙社会の創造を目標とし有人宇宙学研究センター設立?!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「京都大学、宇宙社会の創造を目標とし有人宇宙学研究センター設立?!」です。

京都大学、有人宇宙学研究センター設立

6月下旬に京都大学は宇宙社会の創造を目標とし有人宇宙学研究センターを設立したと発表しました。

2020年10月に発足していたのですが、土井隆雄宇宙飛行士を特定教授として招聘し、JAXA,NASA,JAEA,鹿島建設,アクセンチュアらと宇宙関連の専門家が集うネットワークを構築したようですね。

山崎直子宇宙飛行士も特任准教授として参加する予定です。

5つの研究領域

少し補足すると研究領域は5つあります。

 

1つ目は、宇宙木材研究で木材人工衛星の開発を視野に入れています。

2つ目は、宇宙居住研究で惑星での居住を想定して宇宙建築物をデザインします。

3つ目は、宇宙放射線影響研究で銀河宇宙線や太陽粒子線の影響を評価します。

4つ目は、宇宙教育研究で有人宇宙キャンプなどを宇宙総合学研究ユニットと連携して行います。

5つ目は、宇宙・地球探査技術研究で人工衛星リモートセンシングや画像認識を用いた地球観測技術を精査します。

 

まとめ

企業5社から出資を受けて研究を進めていくのですが、共通の研究目標は宇宙社会の創造になるようです。JAXAやNASAなどの宇宙開発とは、一味違った京都大学らしいユニークな研究に期待したいですね。

 

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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