【宇宙ビジネス超入門~2021年号外ニュース⑭~】中国の独自宇宙ステーション、中核施設の打ち上げに成功し建設着手!

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【宇宙ビジネス超入門~2021年号外ニュース⑭~】中国の独自宇宙ステーション、中核施設の打ち上げに成功し建設着手!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。

号外ニュースになるんですけど、本日は「中国の独自宇宙ステーション、中核施設の打ち上げに成功し建設着手!」について、述べたいと思います。

中国独自の宇宙ステーション 天宮の建設

4月下旬に中国は独自の宇宙ステーション『天宮』の建設に向けて、中核施設『天和』を搭載したロケットの打ち上げに成功しました。

本来はおめでとうございます!と言いたいところなのですが、旧ソ連,米国に続き3カ国目となる、独自の宇宙ステーション建設なので、米国は警戒を強めているんですよね。

天宮の概要

宇宙ステーション『天宮』は、中核施設『天和』と2つの実験施設から構成されるT字型となっています。

今回打ち上げた『天和』は、T字型の中央に位置していて、宇宙ステーション全体を制御する中核施設であり、居住エリアも含んでいます。

中国がこれまで開発した宇宙機で最大級となり、全長16.6m,直径4.2m,重さ22.5トンもあるんです。

建設計画など

宇宙ステーション『天宮』は、構成パーツを約10回に分けて打ち上げられ、低軌道上で組み立て2022年にも完成を目指します。

何とですね、今年2021年5月には補給船を打ち上げ、6月には宇宙飛行士も滞在する計画なんですよね。

『天宮』が完成すると、短期滞在で6人,長期滞在で3人が滞在出来るようです。

ISSの動向

一方で日本も参加する国際宇宙ステーション(ISS)は、2025年以降の体制が、まだ決まっていないんです。

ロシアのボリソフ副首相が2025年にISSの運営から離脱する意向を示したのも記憶に新しいところです。

まとめ

中国は国際月科学研究基地建設でロシアと協力するので、宇宙ステーションでもロシアと協力しながら進める可能性が高いですね。新たな冷戦なり、宇宙覇権争いは続きそうです。残念。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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