【Space Biz編集長の訪問記】~コスモアイル羽咋編~

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【Space Biz編集長の訪問記】~コスモアイル羽咋編~

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

編集長の訪問記は、私の気になる宇宙関連施設を訪問するコーナーです。

本物が展示されている宇宙施設

今回の訪問記は、こちら「コスモアイル羽咋編」です

こちらの宇宙科学展示室、宇宙ファンからは穴場中の穴場と評されています。なぜなら、レプリカではなく、本物が展示されているからなんですよね。

 

行き方

さてさて、場所はどこにあるのかな。場所はですね、石川県羽咋市にあります。

最寄り駅はJR羽咋駅なのですが、駅に着くと宇宙人サンダーくんがお出迎えしてくれます。

やはり、UFOの町を実感。駅東口からは徒歩8分程です。

 

施設に到着

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋に近付くと、UFOのような建物とマーキュリー・レッドストーン・ロケットが見えてきます。

何と、屋外に展示されているレッドストーン・ロケットはNASAから入手した本物の機体なんですよ。胴体部分にはマグネシム合金が使われているので、長期間の屋外設置にもかかわらず、錆がほとんどありません。本物だからですね。

 

1階の展示

1階の右手に月面車ルナローバーが展示されています。

アポロ15号・16号・17号で使用されたものですね。

左手には宇宙グッズの売店があります。宇宙グッズだけでなく、宇宙食やいん石なども売っていました。人気があるようですね。

 

2階へのエレベーター

2階には階段でも行けるんですけど、出来ればエレベーターを利用してみてください。

なぜって?面白い仕掛けがあるからなんです。乗るといきなり暗くなるので、びっくりしますけどね。

 

2階 宇宙科学展示室

1階は無料で2階にある宇宙科学展示室への大人一人の入場料金は400円になります。

 

マーキュリー宇宙船

入場すると、一番手前に米国初の有人宇宙船であるマーキュリー宇宙船が展示されています。

マーキュリー宇宙船の内部は、人間が乗ると身動き出来ない程狭かったので、宇宙飛行士の体格は身長約1.8m以下、体重82kg以下に制限されていたんですよね。

 

ヴォストーク宇宙船

その横にヴォストーク宇宙船があります。こちらは宇宙から帰還した本物の機体です。大気圏への再突入の際の熱によって焼け焦げた跡が残っています。


 

 

ルナ・マーズローバー

その横にはルナ・マーズローバーがあります。月面や火星上での移動や資材の運搬のためにNASAで設計・試作された実験用のプロトタイプのローバーで、無人での遠隔操作による走行も可能になっています。

 

モルニア通信衛星

さらに奥に進むと、モルニア通信衛星が天上に吊るされています。旧ソ連がバックアップ機として製作した本物の機体です。中心部には偵察用のカメラが取り付けられています。


 

アポロ司令船

さらに奥に進んでみましょう。何と、アポロ司令船があるではないですか。

この司令船は、外壁やスイッチ類など、実際に使用されたものと同一の部品・素材を用いて組み上げられたものなんです。

ボイジャー惑星探査機

その横の天上には、ボイジャー惑星探査機が吊り下げられています。

地球から最も遠い人工物はボイジャー惑星探査機かもしれませんね。木星,土星,天王星,海王星を探査し、天体望遠鏡では知ることが出来なかった事実を明らかにしたんです。

 

アポロ月面着陸船

先程のアポロ司令船の真横に位置する場所にはアポロ月面着陸船があります。

アポロ17号をモデルに組み上げられた実物大模型です。かなり大きいですよ。

 

ルナ24号

この横には、ルナ24号があります。旧ソ連のルナ計画では24機の探査機が月に打ち上げられているのですが、本物のバックアップ機になります。

 

バイキング火星探査機

さらに奥に進み、出口付近にはバイキング火星探査機があります。

こちらは火星軌道を回るオービターと火星に着陸をするランダーから構成されています。

 

SETI&UFOsブース

主だった宇宙機材の展示は以上となります。宇宙機材の他、私の気になったブースもご紹介しますね。

それは、SETI&UFOsブースです。SETIブースは地球外生命探査の活動に関わる科学者の調査結果や、その意義が紹介されています。

 

UFOsブース

UFOsブースはUFO現象の探査に関わる科学者の研究成果が紹介されているんです。

こちらのブースには、さすがに本物とはいきませんが、ロズウェル事件の宇宙人がいるんですよ。これはこれでインパクトがありますよね。

 

3階 コスモスシアター

こんな本物ばかりの展示品で大満足の2階なのですが、3階にはコスモシアターがあり、プラネタリウムのドーム型スクリーンで、宇宙開発や科学技術などをテーマにした番組を上映しています。

 

まとめ

UFOによる町おこしから、宇宙科学博物館コスモアイル羽咋が完成したのは感慨深いですね。皆さんの住む地域でも、UFOと宇宙人で町おこししてみてはいかがでしょうか。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

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