【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談㉒】旅行ガイドブック『るるぶ』が『るるぶ宇宙』を発売?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「天地人、神明と笑農和の3社で宇宙ビッグデータ米の栽培着手?!」です。
るるぶ宇宙が発売
3月下旬に旅行業大手株式会社JTBの完全子会社である株式会社JTBパブリッシングが、脱地球!究極の観光ガイドブック『るるぶ宇宙』を発売しました。
『るるぶ』は総発行部数4億5000万部超で、発行部数世界最多の旅行ガイドシリーズとして、ギネス世界記録に認定されているんですよね。
本の内容ですが、国際宇宙ステーション(ISS)の大特集や宇宙旅行の最前線情報,現在進行中の月や火星のプロジェクト,はやぶさ2の世界初の技術や太陽系惑星をトラベルしたりします。
それだけでなく、全国のおすすめ宇宙施設なんかも紹介されているんです。
ユニークな企画
私の印象に残った点を少しお伝えしたいと思います。
ISSヒストリー
40年程前の1982年のNASAがISS計画を開始した時からのヒストリーなんかは貴重ですよね。また、構成パーツを40数回に分けて打ち上げ、宇宙空間で段階的に組み立て、13年かけて完成したことは、知らない方も多いかもしれません。
宇宙食
宇宙食の面白いマメ知識として、ヨーグルト,漬物,パン,お酒などは宇宙では要注意のグルメなんだそうです。理由は買ってからのお楽しみですね。無重力環境では、なるほどっていう感想です。
宇宙旅行
宇宙旅行の最前線情報では、月周回旅行プランやサブオービタル宇宙飛行がどういったプランなのか説明されています。前者は予算700億から1000億円、後者は予算2000万から3000万円程です。
一般的に宇宙旅行は、こちらのサブオービタル宇宙飛行を言うんですよね。10年後には、ひと昔前の海外旅行みたいに、サブオービタル宇宙飛行を楽しむ富裕層が増えそうですね。
話題のトピック
話題のアルテミス計画やゲートウェイ建設、火星探査機なんかも最新情報満載です。
宇宙関連施設
私も知らなかった情報ですが、現在、宇宙模擬実験生活の拠点が世界中にあるようですね。火星有人探査では、こうした拠点での事前学習が必要不可欠なのでしょう。日本では千葉県船橋市に拠点があります。
世界初の技術
世界初の技術では、何と、はやぶさ2は7つも達成したようです。やはり、日本の技術は凄いぞと思いました。
太陽系惑星トラベル
ページをめくって、太陽系惑星トラベルを見ていると、何だか宇宙がグッと身近に感じてきます。さらに学びを深めたい方は、全国のおすすめ宇宙施設に行ってみると良いでしょう。
まとめ
『るるぶ宇宙』は、ビジュアル重視の誌面で大変分かりやすいですし、既に宇宙に興味を持っている方でも、年齢問わず楽しめる内容です。税込価格1100円はお買い得かな。
るるぶ宇宙 → https://amzn.to/3duSv0W
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