【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談㉑】天地人、神明と笑農和の3社で宇宙ビッグデータ米の栽培着手?!

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【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談㉑】天地人、神明と笑農和の3社で宇宙ビッグデータ米の栽培着手?!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。

編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「天地人、神明と笑農和の3社で宇宙ビッグデータ米の栽培着手?!」です。

宇宙ビックデータを活用したお米の栽培

Credit:天地人

JAXA認定の宇宙ベンチャーの株式会社天地人は、米卸で国内大手の株式会社神明とスマート水田サービス『paditch(パディッチ)』を提供する農業ITベンチャー株式会社笑農和と協業し、宇宙ビッグデータ米の栽培に着手することを発表しました。

日本の農業は、生産者の高齢化、減少に伴い、今後の供給力への懸念が叫ばれています。農林水産省が行った調査では、農業就業人口は2020年に136.1万人で、2015年と比較しても約40万人も減っています。

こうした状況下で、3社は、将来的な米の生産増につながる農業施策として、宇宙の技術を活用したプロジェクトを立ち上げたんですね。

宇宙ビックデータ米 3つの特徴

宇宙ビッグデータ米は、3社の強みを活かしたもので、主に3つの特徴があります。

1つ目は、地球観測衛星のデータを活用した天地人の土地評価エンジン『天地人コンパス』を活用し、収穫量が増える圃場や、より美味しく育つ可能性のある圃場を見つけることです。

2つ目は、スマホで水管理を自動化出来る『paditch(パディッチ)』を活用し、適正な水温・水量を維持する事でより美味しい米をより多く栽培することです。

3つ目は、神明の直営店『米処 穂』にて販売予定です。

まとめ

宇宙ビッグデータ米は、2021年5月に田植えを行い、9月には収穫して年内には販売出来るようです。

近年の地球温暖化によって高温障害が多発しているため、宇宙ビッグデータ米は、気候変動に対応したブランド米をつくることをひとつの目的としています。最高ランクの特Aにランクインする日も近いかも。

ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。

 

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