【宇宙ビジネス超入門~2021年号外ニュース⑪~】アルテミス計画の有人月面着陸船、NASAがスペースX社と契約!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。宇宙ビジネス超入門者向けに、世界や日本で起こった宇宙ビジネスのトピックニュースを1つご紹介します。
号外ニュースになるんですけど、本日は「アルテミス計画の有人月面着陸船、NASAがスペースX社と契約!」について、述べたいと思います。
アルテミス計画の有人月面着陸船はスペースX社に決定
Credit:SpaceX
4月中旬にNASAはアルテミス計画で使用する、月面着陸船の開発企業にイーロン・マスク氏が率いるスペースX社を選定したと発表しました。
スペースX社は、ブルーオリジン社,ダイネティクス社と競合しておりましたが、競合を大幅に下回る金額で契約を勝ち取ったようです。契約の金額は、28億9千万ドル(日本円で約3100億円)です。
皆さんも3社の中から、どこが選ばれるのか楽しみにしておりましたよね。アポロ計画以来初めての宇宙飛行士の月面着陸は、こちらスペースX社のStarshipが行うことになりました。おめでとうございます!
アルテミス計画で気になる3つのポイント
アルテミス計画では、宇宙飛行士4人がスペース・ローンチ・システム(SLS)で打ち上げられ、そのうち2人が月周回軌道上でStarshipに乗り換えて月面着陸します。月面着陸の1人は女性で、史上初の女性宇宙飛行士月面着陸になる予定なんです。
トランプ前政権は、2024年に有人月面着陸の実現を目指していましたが、バイデン政権では、予算不足などもあり後ろ倒しになる可能性があります。
また、現在開発中のStarshipも垂直着陸には成功していますが、着陸後爆発炎上を繰り返しているので、頑張ってもらいたいですね。
まとめ
宇宙開発には多大な予算が必要なのでしょう。
ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
■Space Biz TV(YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/c/SpaceBiz/featured