【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談⑪】ALE、シリーズA追加ラウンドで総額約22億円の資金調達?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「ALE、シリーズA追加ラウンドで総額約22億円の資金調達?!」です。
株式会社ALE 第三者割当増資を実施
Credit:株式会社ALE 公式サイトより
株式会社ALEは、シリーズAの追加ラウンドとして、宇宙フロンティアファンド(運営:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社),Horizons Ventures,THVP-2号投資事業有限責任組合(運営:東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社)及び個人投資家等を引受先とする第三者割当増資を実施しました。
引き続き当追加ラウンドにおいて、既存投資家及び新規投資家を引受先とする追加調達を検討しており、2022年4月までを目処に総額約22億円の調達を完了する予定です。
ALEといえば人工流れ星
Credit:株式会社ALE 公式サイトより
少しALEの紹介もしましょうかね。ALEは2011年に創業した世界初の人工流れ星を創る宇宙スタートアップ企業なんですよね。
人工流れ星を創る宇宙エンターテインメント事業だけでなく、大気データの取得や小型人工衛星技術の研究なんかもしています。「科学を社会につなぎ宇宙を文化圏にする」ことをミッションにしているんです。どこかで、Space Bizとも接点が出て来そうな予感がしますね。
人工流れ星
この人工流れ星は、天然の流れ星と違って5秒から10秒位流れ、関東全域をカバー出来る200kmの範囲で見れるようです。価格も100万位にはしたいようなので、フェスティバルだけでなく様々な需要が予想されますね。
今後の計画
なお、開発シリーズAを含む累計調達金額は総額約49億円となります。当追加ラウンドで調達する資金を元に、2023年に技術実証を予定している人工流れ星衛星3号機の開発及び同年のサービス開始に向けた事業開発。
また、2021年度に技術実証を予定しているEDT(導電性テザー)を利用したデブリ化防止装置の開発、さらには大気データ取得活動の要素技術開発及びその体制構築を計画しているようです。
まとめ
宇宙ビジネスは、やはりエンタメで攻めないとダメかなと感じる今日この頃です。
ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
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