【宇宙ビジネス~2021年JAXAニュース④~】JAXA、文系も可能となる、宇宙飛行士の応募要件緩和!」
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXA、文系も可能となる、宇宙飛行士の応募要件緩和!」をご紹介します。
日本人宇宙飛行士の新規募集開始
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、2021年秋頃を目途に日本人宇宙飛行士候補者の新規募集を開始します。
日本人宇宙飛行士の月面での活躍が想定される、2020年代後半以降に向けての準備ということになりますね。
大きく緩和された応募要件
今回の募集では、多様な人材雇用や働き方が社会で推進されていることを踏まえて、応募要件の障壁を可能な限り小さくしていく試みのようです。
2008年以来、13年ぶりの新規募集なので、時代の要請にも合わせていると言えます。
昨年2020年にNASAが宇宙飛行士を募集した際には、応募者数が約12000人でした。これはですね、日本の10倍以上なんですよね。
ですから、応募者を増やすべく、前回の応募要件を見直している、私の注目する項目を3点お伝えします。
注目の応募要件3つ
1つ目は、自然科学系の大学卒業以上 ⇒ 大学・大学院,短大,高専,専門学校卒業以上で分野は問われません。
2つ目は、自然科学系分野における研究,設計,開発,製造,運用等に3年以上の実務経験 ⇒ 3年以上の実務経験で分野は問われません。
3つ目は、10年以上JAXAに勤務が可能 ⇒ 採用後の職制の多様化で任期制やクロスアポイントメントなどの可能性についても検討中です。
まとめ
今まで、宇宙ビジネスは理系出身の技術者が中心でしたが、文系出身の一芸に秀でた方と相乗効果を出す時代に入ってきているのかもしれませんね。
典型的な文系出身の私としては嬉しい限りです。
ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
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