【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談⑩】オウムアムアの論争、地球外生命体は存在するの?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしょうか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「オウムアムアの論争、地球外生命体は存在するの?!」です。
太陽系の外から飛来したオウムアムア
Credit: ESO/M. Kornmesser
オウムアムアって聞いたことありますか。知ってますかね。オウムアムアは恒星間天体のことで、2017年10月にハワイ大学のマウイ島の天文台で発見されたんです。
ハワイ語では最初の使者を意味し、太陽系の外から飛来した、天体観測史上初の恒星間天体でもあるんですね。
オウムアムアの正体への論争
なぜ、論争になったのと、不思議に思った方もいらっしゃるのではないかと。
ハーバード大学の著名な教授であるアヴィ・ローブ博士が「オウムアムアの正体は異星人の探査機かもしれない。」と論文で発表したからなんです。
地球から離れる時に太陽の重力だけでは説明出来ない程、加速していたようです。
ハワイ大学や欧米の研究チームは、2019年7月発刊「Nature Astronomy」で、地球外生命体の存在は証拠不十分という結論を出しました。
アヴィ・ローブ博士の地球外生命体という書籍
それに反論するためなのか、今年ですね、2021年1月にアヴィ・ローブ博士が新刊「Extraterrestrial」を出しました。日本語訳はまだないのですが、地球外生命体という書籍です。私もAmazonで購入しましたが、読者の評価が高いんですよね。
博士の考えで、宇宙に我々人間しかいないと考えるのは傲慢ではないですか、という問いかけに私は賛同しますね。
博士を非難した方々の大半は、論文を見ていない人達だったようです。先入観もあり、証明出来ないものは信じられないといったことでしょうか。
でも、地球外生命体の存在を完全否定する証明も出来ませんよね。
おそらく、科学者として、避けては通れない道ですし、今世紀中に何らかの決着がつきそうな予感がしますね。
まとめ
Space Bizとして、宇宙映画やSF映画の特集だけでなく、UFOや宇宙人特集も今後必要かもです。
ちょっぴり、オカルト好きの編集長でした。
ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
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