【宇宙ビジネス~2021年JAXAニュース②~】JAXAとアクセルスペースによる事業コンセプト共創開始!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしたか。
本日は、宇宙ビジネス超入門者向けに、JAXAニュースになるんですけど、「JAXAとアクセルスペースによる事業コンセプト共創開始!」をご紹介します。
事業コンセプト共創活動を開始
Credit:JAXA
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)と株式会社アクセルスペース(以下、アクセルスペース)は、「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」の枠組みの下、小型光学衛星コンステレーションによるソリューション事業について、2020年12月に覚書を締結し、共に新たな事業価値を創造する「事業コンセプト共創活動」を開始しました。
本取り組みを通して、新規衛星搭載センサの利用開拓や、将来の衛星データの活用及び観測ミッションにおける小型衛星と大型衛星の連携について検討するようです。
アクセルスペースの役割
アクセルスペースは、自社の衛星観測網「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を構築する超小型光学衛星「GRUS(グルース)」に、新たに温度を観測する熱赤外線センサを追加し、光学・熱赤外線センサを組み合わせた衛星データの利用検討と、そのためのデータ処理等の技術検討を行います。
「AxelGlobe(アクセルグローブ)」とは、ですね、アクセルスペースが現在構築中の、超小型光学衛星「GRUS(グルース)」数十機からなる地球観測網のことです。
これにより、地球上のあらゆる場所を1日1回という高頻度で観測することが可能になるんですよね。
JAXAの役割
JAXAは、衛星データ利用及びデータ処理・校正の検討に対する技術的な協力を行い、熱赤外線センサによる温度データを用いた防災などの利用研究の検討を行うようです。
また、高頻度観測が特長の小型衛星データと、高分解能観測が特長の大型衛星データを融合させることで、相互連携による新しい価値の創出を目指すんです。
主に防災等の分野への適用可能性検討を通して、将来の官民連携の事前検討を行います。
まとめ
様々なデータを組み合わせることで、火山監視、水産資源や工場稼働の把握等を通じ、社会課題を解決する衛星データ利用の拡大につながっていきそうですね。
ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
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