【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談④】ISTって何?! Our starsって何?!
はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしたか。
編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。
今回の時事ネタは「ISTって何?!Our starsって何?!」です。
インターステラテクノロジズ株式会社(以下、IST)の代表取締役社長である稲川貴大氏とは、実は名刺交換をしたことがあるんです。
面識のある社長ですので、ああ、そういえば子会社、Our stars株式会社(以下、Our stars)の情報はお伝えしてなかったなと、ふと思ったんですよね。ですから、本日はISTとOur starsの紹介をしたいと思います。
インターステラテクノロジズ
Credit:インターステラテクノロジズ
まず、ISTの方ですが
「Vision未来像…誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」
「Concept方針…世界一低価格で便利なロケットをつくる 」
「Products製品…MOMO、ZERO」
「Values価値観…みんなのロケット」です。
MOMO
製品のMOMOとZEROについて少し補足しますね。MOMOは、高度100kmの宇宙空間を経て海上着水する弾道飛行の観測ロケットです。
2019年5月にMOMO3号機が、国内初、民間企業開発ロケットとして宇宙に到達したんですよ。これは私も嬉しかったですね。
ZERO
ZEROは、高度500kmの地球周回軌道上に100kgの超小型人工衛星を運ぶロケットです。2023年度の打ち上げを目指しています。現在、開発中ということになりますかね。
ISTの強み
ここ数年で見ると、ロケットの打ち上げ市場は5000億円前後はあります。2030年にかけて、倍増の1兆円規模になるという予測もあるんですよね。
そんなISTですが、液体ロケットや炭化水素燃料ロケットで国内唯一の技術を保有しております。
高い内製率のため高品質かつ低価格であり、また専用の射場を所持するなどの強みがあります。
Our stars
Credit:インターステラテクノロジズ
次にOur starsの方ですが、2021年1月設立で、インターステラテクノロジズ株式会社の100%子会社です。代表取締役社長にはホリエモンこと堀江貴文氏、取締役に稲川貴大氏が就任しております。
事業内容
人工衛星を活用したソリューションの企画、提案、提供及び販売。
人工衛星等機器の研究、開発、製造、運用及び販売。
人工衛星からのデータを利用した事業
通信
超超小型衛星フォーメーションフライトによる衛星通信サービス
地球観測 リモートセンシング
超低高度リモートセンシング衛星による地球観測サービス
宇宙実験
宇宙実験用衛星・回収カプセルと、宇宙利用3分野で技術革新を行い、宇宙でのプラットホームをつくる
まとめ
衛星コンステレーションを迅速に構築し、ロケットに最適化した衛星ワンストップの低価格。そして、超低高度などの特殊な場所、行きたい軌道に行ければ、世界でも勝てるかもです。
ご清聴ありがとうございました。チャンネル登録お願いします。
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