【しゅたいんの宇宙の偉人列伝クイズ〜Q&A⑧〜】無線技師カール・ジャンスキー

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【しゅたいんの宇宙の偉人列伝クイズ〜Q&A⑧〜】無線技師カール・ジャンスキー

こんにちは、しゅたいんです。

宇宙に興味関心を持っていただき、新たな宇宙文化を一緒に作りたいということで、今日は宇宙の偉人列伝クイズを始めたいと思います。

今回ご登場いただくのは、【無線技師カール・ジャンスキー】さん!

人物紹介 無線技師カール・ジャンスキー

「誰だよ?」と思われたそこのあなた。

宇宙人との遭遇をテーマにした映画『コンタクト』をご覧になったことありますか?

あの映画は、天文台で働く主人公がある日、宇宙のどこかから発された変な電波信号をキャッチするところから宇宙人との交信が始まります。

ああいう風な、「電波をキャッチして宇宙の仕組みを探る」というアプローチ、これを「電波天文学」といいます

そのシステムを丸ごと発明したのが、今回ご登場いただく無線技師カール・ジャンスキーさんです

無線技師という通り、この方、もともと宇宙に興味なんて全然ありませんでした。

ベル研究所という電気通信系の研究所でエンジニアとして働いている間に、ある装置を開発して、その装置がこの「電波天文学」につながる大発見を成し遂げる事になります。

問題

それでは、今回のクイズ。じゃじゃん。

「電波天文学の祖となった無線技師カール・ジャンスキーの最初の発明は、〇〇と命名された!?」

〇〇に入る言葉について、ABCから正解を選んでみてください。

A コーヒーカップ
B メリーゴーランド 
C スマートフォン

みなさん、わかりました?

正解は…

 

 

 

 

正解は、B メリーゴーランドです。

 

 

解説

もちろん、遊園地にある本物の遊び道具ではないですよ。

当時、ベル研究所では、電波による通信を行う際に混じる雑音、「空電」というものが問題になっていたんですね。

この「空電」を調査するためには、一方向のアンテナだけでは不十分で、全方向からの電波をキャッチする必要があったんです。

そこでジャンスキーさんが発明したのが「メリーゴーランド」。アンテナをぐるぐる回転させる事によって、全方向からの電波をキャッチすることを可能にしたんです。

そこで「空電」という雑音電波を分析したところ、三つの成分が明らかになりました。
「近くの雷」「遠くの雷」、そして「謎の電波」

この「謎の電波」の正体を明らかにしようとするうちに、実はそれが「射手座から届いた宇宙からの信号だ!」という発見をしてしまうんです。

その研究スタイルが世界に衝撃を与えて、「電波天文学」という新しい学問分野が拓けていく事になったんですね。いやー、ロマンがあると思いませんか?

まとめ

Aのコーヒーカップは、同じく回転する遊具ですが、私は個人的にメリーゴーランドの方が好きですね。

Cのスマートフォンは、……スティーブ・ジョブズがタイムマシンを発明していたらありえるかもしれませんが。ちなみに、ジャンスキーさんが働いていたベル研究所は、電話を最初に発明したグラハム・ベルに由来しているなので、関係がないとは言えませんね。

それではみなさん、バイバイ。またね。チャンネル登録お願いします。

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