【宇宙ビジネス編集長の2021年時事ネタ放談②】H3ロケット初号機、輸送中にコンテナ傾く?!

はい、皆さん、こんにちは。Space Biz編集長の太田です。いかがお過ごしでしたか。

編集長の時事ネタ放談は、私の気になる時事ネタを独り言のようにつぶやくコーナーです。

今回の時事ネタは「H3ロケット初号機、輸送中にコンテナ傾く?!」です。

種子島宇宙センターへ輸送

H3ロケットは、JAXAと三菱重工業株式会社が開発を進めるロケットで、2021年1月下旬に飛島工場での製造と試験を終えて、打ち上げ射場である種子島宇宙センターに向かっていたんです。

コンテナは種子島の港で貨物船からトレーラーに積み替えられ、ロケットを組み立てる施設に移動していました。

輸送中の事故

ところが、事件が起こったんです。

何と、種子島宇宙センターの敷地内で、ロケット1段目のコンテナが傾き、路上で約4時間半、立ち往生。幸いケガ人はなく、機体の損傷も確認されていないとのことです。

これは、本当に良かったです。億単位の損害だけでなく、開発者達の努力の結晶でもありましたからね。

現場が急カーブだったことや新調したコンテナ、トレーラーの使用方法に問題がなかったかなど原因を引き続き調べているようです。

まとめ

この機体の一部を収めたコンテナは、どれ位の大きさがあると思いますか?全長約39m、高さ6.6mもあるんですよ。私もこんなに大きなトレーラーは見たことありません。

ロケット発射とは別に注目を浴びてしまいましたが、H3ロケットは、2021年度中の打ち上げを目指しています。

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